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『みみたす』こぼればなし

2014.08.16 by SEA WAVE
「第52回遠野町じゃんがら念仏盆踊り大会」が開催されました。

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平成26年8月15日(金)、「第52回遠野町じゃんがら念仏盆踊り大会」が開催されました。

昨年は上遠野小学校、今年は入遠野小学校が会場でした。

校 庭に特別ステージが設けられ、行灯を灯した幻想的な雰囲気の中、まずは第一部として、町内各地のじゃんがら念仏踊りが披露されました。盆踊りを挟んでの第 二部は「戦没者慰霊祭」。櫓を囲み、全7団体が一斉に演舞します。カオスの中にも時折シンクロしてくるかのような太鼓、鉦、唄、激しい踊り。圧倒されまし た。

演舞中に花火も打ち上げられました。小学校のすぐ裏手で上げているため、大きなものになると真上を見上げるようです。これも他では味わえない魅力でした。

北は大熊町から、南は北茨城の大津、西は平田、古殿、小野まで、磐城地域を中心に各地に残る「じゃんがら念仏踊り」ですが、集落ごとに独特の形態で伝承されており、一言でその様式を語ることはできません。

遠野地区では、笛(篠笛)の入る団体があるのが大きな特徴のひとつですが、個人的には、踊り手の跳ねるような動きが気になります。

日 本の芸能について誤解を恐れず四捨五入して云ってしまえば、平地は腰を据えてゆったりと動き、それに対し山地は上下の動きが大きく、また海辺では波上の小 舟のごとくスイングするように感じます。生活の中での動きが、その芸にも自然と現れてくるのでしょう。「じゃんがら」という、元は一つの様式だったであろ うものが、広大な地域に伝播する過程で、それぞれの生活の影響を受けながら、大きく大きく変化していく。前述のようなダイナミズムを、ひとつの芸能の中に 見ることができるのが、この地域に伝わる「じゃんがら」の大きな魅力のひとつだと思います。

遠野町のじゃんがら念仏盆踊り大会、また来年も来てみようと思いました。