今夜は、3月26日（土）に、いわきアリオス大ホールで行われました
『福島県立湯本高等学校吹奏楽部 第38回定期演奏会』のもようをお送りしました。

スタジオのお客様は、湯本高校吹奏楽部より、
3年、部長の渡辺愛里さん（Cla）、副部長の吉田朋未さん（Tuba）、
金管学指揮の高橋 惇くん（Tp）、木管学指揮の渡辺有梨紗さん（Cla）、
MC担当の鈴木深起子さん（B.Cla）、
顧問の石井雅哉先生　でした。

スタジオの外には、練習を終えた部員が来てくれましたよ。ありがとう～！
（3人、写真↑に入ってもらいました。もう1人来てくれてたんですが、
塾があるということで、途中でお別れ。勉強、ガンバレ～！）

新年度になり、1ヶ月以上が経っているので、
3月の定期演奏会はすでに『なつかしい～！』気分の5人でしたが、
「本番ギリギリまで不安だったけど、本番はすごく楽しくて、
お客様にも楽しんでいただけて、最高の演奏会でした！」（愛里さん）、
「たくさんの人に支えられて演奏ができるんだって実感しました。」（深起子さん）、
と、演奏会当日を振り返ってくれました。

演奏会の第1部は、『Winds from Europe』。
吹奏楽による「ヨーロッパのお国巡り」をお届けしました。
選んだのは、5つの国にちなんだ曲。
『スペインの市場で』（今年度コンクール課題曲）
『ルーマニアの詩』
『地の精のバラード』（昨年度コンクール自由曲）（イタリア）
『デリー地方のアイルランド民謡』
『「ダフニスとクロエ」第二組曲』（フランス）

コンクール自由曲よして葉司先生が選曲した、レスピーギの『地の精～』。
最初は「ん？」という感じで、ピンとこなかった(^^;ようですが、
長い時間をかけて練習することで、やっぱり体にも心にもしみ込んでくるんでしょうね、
有梨紗さんは「物語性があって、壮大な曲で、好きになりました。」、
惇くんも「難しい曲だけど、それだけやりがいがありました。」と話してくれました。

ちなみに皆さんは、この5国で行きたい国はありますかね～？
石井先生は「食べ物の美味しい国がいいなぁ。」とおっしゃってましたよ(^^)

第2部は、企画ステージとして、「大切なもの？」と題し、
音楽とダンスパフォーマンスをお楽しみいただきました。
「みんなの大切なものは何？」という問いに、様々な回答が出ますが、
最後に、本当に大切なモノに気づく・・・というお話。

演出・ダンス指導の神永宰良先生からは、
「カラダを使って表現しろ！お客さん思いを伝えて！」とご指導があったそう。
普段はイスに座って演奏している皆にとって、
カラダを使って・・・というのは、かなり難しかったみたいで、
ダンスのメンバーで集まって、自主練もしたそうです。
お客様から「ダンスがすごく良かった」と声をかけていただいたり、
演奏していた朋未さんたち部員も「感動しました！」と話してくれたので、
その成果、その思いは、しっかりお客様に伝わった！ということですね。

第3部は、企画係が中心となって企画したステージ。
フランスの作曲家ミッシェル・ルグランや、ジブリ作品『風立ちぬ』のメドレーの他、
『楽しみコーナー』では、イントロクイズでお客様に答えていただいたりもしました。
そして、湯高吹奏楽部と言えばこの曲！
『サウスランパート・ストリート・パレード』＝サラスパで締めくくりました。

3月の演奏会には、卒業式を終えた後の3年生ももちろん出演します。
3年生はまるっと3年間、吹奏楽部員として過ごすことができるんですね。
部活やってたら、これって幸せなことだと思いますよ～。

そして、4月には新入部員26名を迎え、全部員78名で新たなスタートを切っています。
今年の目標は、昨年成し得なかった、コンクール全国大会出場！
心をひとつに、最高の演奏を目指してくださいね！

5月19日の「音楽会の夕べ」は、
4月24日（日）に、いわきアリオス音楽小ホールで行われました
『津山博子ピアノリサイタル～Fantasie～』の予定です。
どうぞお楽しみに♪