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音楽会の夕べ

2021.02.25 by 永井貴子
2月25日(木)平FG合唱団 第42回定期演奏会

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過去の演奏会やこれまでご紹介していなかった演奏会をお届けしていく「音楽会の夕べ」、
今夜は2007年12月9日に、パレスいわや聖タリアセン教会で行われました
『平FG合唱団 第42回定期演奏会』をお送りしました。

スタジオには、平FG合唱団の金成聡司さん にお越しいただきました。

2007年は平市民会館が閉館し、アリオスが建設中の年。
会場を探す中でタリアセン教会を使わせてもらえることになったということで、
金成さんにとって「教会は響きも雰囲気も良く、特に印象に残る演奏会でした」

今夜ご紹介したのはこちらの曲。
「泉を求める鹿のごとく」「すべて道行く人よ」「混声合唱『風紋』より 第1、2楽章」
「虹」「エレミアの哀歌 第1部、第2部」「Jupiter」

教会という場所を想像しながら聞くと、やっぱり宗教曲は映えますね。
特に、「エレミアの哀歌」では、場内の照明を少し落としてロウソクを灯し、
さらにステンドグラスを照らす演出の中で歌ったそう。
会場にいらした方々は、ルネサンス期の教会にいるような気分で聞いていたかもしれませんね。
また、曲が作られたのは宗教改革のさなかで、カトリック教徒が迫害されていた時代。
そのような時代背景も相まって、曲の持つ嘆きや悲しみ、深い祈りや信仰心が
より強く感じられた気がしました。
「エレミアの哀歌 第1部」は安積合唱協会でも男声合唱で歌っていますが(2021.2/11OA)
混声合唱もまた美しかったですね。

「風紋」というと、吹奏楽曲が思い浮かぶ方も多いのでは?
吹奏楽の「風紋」は1987年度のコンクール課題曲で、今でも人気の高い曲ですが、
合唱のほうは1970年の作品。
「風」を男声で、「砂丘」を女声で表し、男声と女声の掛け合いのような形で進みます。
「詩の内容は艶めかしいものですが下世話な感じはせず、エキゾチックな魅力のある曲」
と金成さん。

 

さて、今月は4週続けて合唱のコンサートをご紹介してきました。
金成さんには電話出演、スタジオにお越しいただいてと、毎週お話を伺いましたが、
「どの団体も1年という時間をかけて演奏会を作っているし、
その時のメンバー、お客さまとは一期一会なので、どの演奏会も忘れないですね」

合唱特集、皆さんはお楽しみいただけましたでしょうか?

 

3月4日の「音楽会の夕べ」も、皆さんに楽しんでいただける演奏会をご紹介する予定です。
どうぞお楽しみに♪

 

音楽会の夕べ
木曜日 19:00-20:00 (再放送)23:00-24:00

毎週木曜日19時はラジオの前でコンサート!市内の音楽団体をゲストに迎え、コンサートの模様を臨場感たっぷりにお届けします。三度の飯より音楽好きの永井貴子が贅沢なひとときをナビゲートします。
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