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今夜は、2月2日(日)に、いわきアリオス大ホールで行われました
『福島県合唱連盟いわき支部 合唱祭』をお送りしました。
スタジオのお客様は、
福島県合唱連盟いわき支部長の金成聡司さん でした。
県合唱連盟いわき支部に所属する合唱団が年に一度、一堂に介して開催される合唱祭。
今年も、一般5団体、中学校7校、高校6校の、計18団体が出演し、
お互いの活動の成果を披露するとともに、お客さまに合唱の楽しさを伝えました。
今夜ご紹介したのは、
中学校、高等学校男声、男声合唱団、女声合唱団など、6つのステージです。
中学校7校は、平第一、平第三、草野を北部、小名浜第一、湯本第一、泉、植田を南部とし、
それぞれ合同合唱を披露しました。
中学生の歌声は「大人には出せない、純粋な声ですよね~」と金成さん。
「コンクールではライバル同士でも、合同は相手と知り合える良い機会になりますよね」
また、複雑なハーモニーの歌をうたえるのも、合同ならではですね。
高校男声は、磐城、いわき総合、いわき光洋、好間の4校合同。
金成さんも私も、県内に男子校があった時代の合唱部を思い出しました。
あの頃、コンクール県大会の結果発表を待っている時間に
男子校合唱部が勝手に(笑)ステージに上がって、即興で合同合唱をしてたんです。
「共通のレパートリーが何曲もあるからすぐに歌えるんですよね」と金成さん。
すごくカッコ良かったな~。懐かしいですね~。
いわきメンネルコールは、金成さんが所属する男声合唱団です。
年配の方が多いですが、その分、男子高校生とはまた違った大人の魅力がありますね。
金成さん、「男声合唱は低音だからこその『深さ』がありますよね」
女声合唱は、ラ・ヴィアン・クールとコール・フロイデの2団体。
どちらも実力ある女声合唱団ですし、安心して聞けました。
「人生の酸いも甘いもよくご存じの先輩たちですから」とは金成さんの言葉(笑)
そして、ゲスト出演してくれたのが、相馬東高等学校です。
数年前から、いわきと縁のある団体をゲストとしてお呼びしているそうで、
同じ浜通りの合唱団として、相馬東は昨年に続き、2度目の出演となりました。
実は、金成さんが今回の出演を依頼した時、相馬東の合唱部員は2名しかいなかったそう。
これでは単独ステージは難しく、市内の高校に交じっての出演も考えていたそうです。
ところが、その2名の部員が
「自分たちだけでアリオスのステージに立ちたい!」と友だちに声をかけ、
8名+ピアニスト1名の、即席の合唱部を作ったんです。
しかも、本番まで1ヶ月半ほどで、歌と動きのあるミュージカルを仕上げました。
金成さん、「そこまでしていわきに来てくれたことに感動しました。
ミュージカルも、1000名以上もある客席を前に堂々とやり切ってました!」
県合唱連盟は県内に5つの支部がありますが、こうした合唱のコンサートを開催しているのは
会津支部といわき支部だけで、中でもいわきの合唱祭は、
支部長の金成さんもいつ始まったのか分からないくらい、歴史があるそうです。
金成さん、「どんな時でも続けてくださった諸先輩方のおかげで、今の合唱祭があるんです」
今週登場しなかった団体は、次週ご紹介の予定ですよ~。
3月5日の「音楽会の夕べ」も引き続き、
『福島県合唱連盟いわき支部 合唱祭』の予定です。
どうぞお楽しみに♪