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番組情報

音楽会の夕べ

2010.10.21 by 永井貴子
音楽の捧げもの~溝井麻佐美 ピアノ+チェンバロ 秘密のリサイタル

よっ!迷(笑)コンビ!

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今夜のお客様は、
ピアニスト・溝井麻佐美さん、
今回のコンサートで楽器解説、監修を務めた、
いわきアリオス音楽プロデューサーの足立優司さん です。

溝井さんは今回のコンサートで、ピアノとチェンバロ、2つの楽器を演奏していますが、
一人の演奏家が、一度のコンサートの中でピアノとチェンバロを弾き分ける、ということは
とても珍しく、また非常に難しいことで、
日本でもほとんどない、画期的なことだそうです。

そもそもこの2つの楽器、見た目は似て見えますが、
(チェンバロを見たことのない方は、画像検索してみてくださいm(_ _)m)

ピアノは、弦をバチ(ハンマー)で叩く楽器=打弦楽器、
チェンバロは、弦を指やツメの付いた拍子木ではじく楽器=撥弦楽器 で

同じ鍵盤楽器でありながら、構造上はまったく違う楽器なのです。

まず、音の高さ(ピッチ)が違います。
具体的な数字で言うと、ピアノの「ド」は、440~446ヘルツなのに対し、
チェンバロのそれは、415ヘルツと、半音低いのです。
そのため、チェンバロで「ド」を弾くと、「シ」の音に聞こえてしまう、ということです。

さらに、弾くために使う筋肉が違います。
ピアノは全身を使って弾く、(極端に言うと)指に全体重を乗せるようにして弾きますが、
チェンバロは力を抜き、指先だけで弾くようなイメージで、
指を上下させることと、打鍵速度(鍵盤を叩く速度)が必要、だそうです。

このように、ピアノが弾けるからチェンバロも・・・とは、なかなかいかないため、
2つを同一のコンサートで弾き分けるのは、珍しく難しく画期的、ということなんです。

溝井さんは元々、打鍵速度が速く、
また、楽器の構造や感覚の違いを理解する能力に長けていて、
ピアニストでありながら、チェンバロをも弾く素養をお持ちだったんですね。
(私、エラそうなこと言ってますが・・・(^^;)

さて、チェンバロに興味を持たれた方、朗報ですよ!

アリオスでは、11/14(日)~来年3/12(土)までの期間中、4回にわたって、
世界的に活躍するプロ・チェンバロ奏者4人が講師となって、
「市民のためのチェンバロ講座」を開催します。
この講座の中で、ワンコイン(500)で楽しめるミニコンサートが予定されています。

11/14(日)、来年1/22(土)、2/19(土) の3回です。

※詳しくは、アリオスHPをご覧いただくか、
アリオスチケットセンターにお問い合わせください♪

また、今回のコンサートチケットには、
アリオスカフェやイタリアンダイニングで使える、クーポン券が付いていました。

当日クーポンをお使いにならなかった方、
実はまだ、イタリアンダイニングで使用できるんです!
ぜひ、美味しいお食事の際に、クーポンをお使いください♪

『音楽の捧げもの』は、溝井さんが主催する音楽会で、
毎回、番組でご紹介させていただいています。

番組に来ていただくと、溝井さんは息をもつかせぬ勢い(笑)でおしゃべりしてくださり、
OAされるお話よりも、打合せや曲中のおしゃべりのほうが3倍面白い(^▽^;;んですが、
(ただし、放送できない内容も多く・・・(笑))
今夜は足立さんが、ずぅぅ~~~~っとお話しされてました(笑)

足立さん、風邪早く治りますように。
溝井さん、次回はぜひ、満足行くまでおしゃべりしていってくださいね(^^)

さて、来週の「音楽会の夕べ」は、
「第17回 にしきフレンドリーコンサート」の予定です。
どんな演奏とお話が聞けるのか、どうぞお楽しみに♪

音楽会の夕べ
木曜日 19:00-20:00 (再放送)23:00-24:00

毎週木曜日19時はラジオの前でコンサート!市内の音楽団体をゲストに迎え、コンサートの模様を臨場感たっぷりにお届けします。三度の飯より音楽好きの永井貴子が贅沢なひとときをナビゲートします。
パーソナリティ
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