あなたも番組に参加してみませんか。番組テーマはテーマカレンダーでチェック!メッセージ&リクエスト どんどんお寄せください。
今夜のお客様は、
ピアニスト・溝井麻佐美さん、
今回のコンサートで楽器解説、監修を務めた、
いわきアリオス音楽プロデューサーの足立優司さん です。
溝井さんは今回のコンサートで、ピアノとチェンバロ、2つの楽器を演奏していますが、
一人の演奏家が、一度のコンサートの中でピアノとチェンバロを弾き分ける、ということは
とても珍しく、また非常に難しいことで、
日本でもほとんどない、画期的なことだそうです。
そもそもこの2つの楽器、見た目は似て見えますが、
(チェンバロを見たことのない方は、画像検索してみてくださいm(_ _)m)
ピアノは、弦をバチ(ハンマー)で叩く楽器=打弦楽器、
チェンバロは、弦を指やツメの付いた拍子木ではじく楽器=撥弦楽器 で
同じ鍵盤楽器でありながら、構造上はまったく違う楽器なのです。
まず、音の高さ(ピッチ)が違います。
具体的な数字で言うと、ピアノの「ド」は、440~446ヘルツなのに対し、
チェンバロのそれは、415ヘルツと、半音低いのです。
そのため、チェンバロで「ド」を弾くと、「シ」の音に聞こえてしまう、ということです。
さらに、弾くために使う筋肉が違います。
ピアノは全身を使って弾く、(極端に言うと)指に全体重を乗せるようにして弾きますが、
チェンバロは力を抜き、指先だけで弾くようなイメージで、
指を上下させることと、打鍵速度(鍵盤を叩く速度)が必要、だそうです。
このように、ピアノが弾けるからチェンバロも・・・とは、なかなかいかないため、
2つを同一のコンサートで弾き分けるのは、珍しく難しく画期的、ということなんです。
溝井さんは元々、打鍵速度が速く、
また、楽器の構造や感覚の違いを理解する能力に長けていて、
ピアニストでありながら、チェンバロをも弾く素養をお持ちだったんですね。
(私、エラそうなこと言ってますが・・・(^^;)
さて、チェンバロに興味を持たれた方、朗報ですよ!
アリオスでは、11/14(日)~来年3/12(土)までの期間中、4回にわたって、
世界的に活躍するプロ・チェンバロ奏者4人が講師となって、
「市民のためのチェンバロ講座」を開催します。
この講座の中で、ワンコイン(500)で楽しめるミニコンサートが予定されています。
11/14(日)、来年1/22(土)、2/19(土) の3回です。
※詳しくは、アリオスHPをご覧いただくか、
アリオスチケットセンターにお問い合わせください♪
また、今回のコンサートチケットには、
アリオスカフェやイタリアンダイニングで使える、クーポン券が付いていました。
当日クーポンをお使いにならなかった方、
実はまだ、イタリアンダイニングで使用できるんです!
ぜひ、美味しいお食事の際に、クーポンをお使いください♪
『音楽の捧げもの』は、溝井さんが主催する音楽会で、
毎回、番組でご紹介させていただいています。
番組に来ていただくと、溝井さんは息をもつかせぬ勢い(笑)でおしゃべりしてくださり、
OAされるお話よりも、打合せや曲中のおしゃべりのほうが3倍面白い(^▽^;;んですが、
(ただし、放送できない内容も多く・・・(笑))
今夜は足立さんが、ずぅぅ~~~~っとお話しされてました(笑)
足立さん、風邪早く治りますように。
溝井さん、次回はぜひ、満足行くまでおしゃべりしていってくださいね(^^)
さて、来週の「音楽会の夕べ」は、
「第17回 にしきフレンドリーコンサート」の予定です。
どんな演奏とお話が聞けるのか、どうぞお楽しみに♪