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今夜は、先週に引き続き、いわき交響楽団のコンサートのもようをお送りしました。
スタジオのお客様は、
いわき交響楽団から、ヴァイオリンの佐藤陽子さん です。
先週は、昨年10月の『街中コンサート』での演奏を中心にお送りしましたが、
今週は、昨年9月4日にショッピングセンター・エブリアで行われた『アフタヌーンコンサート』、
12月11日にいわき市文化センターで行われた『ヴァイオリンレッスンルーム発表会』、
そして、今年4月8日にいわきアリオス音楽小ホールで行われた『団内コンサート』の
3つのコンサートから演奏をお聞きいただきました。
エブリアでのコンサートは、買い物などのお客様が行き交う中での演奏。
普段、しんと静まり返ったホールで演奏するオーケストラとしては珍しいですよね。
佐藤さんは、
「ザワザワした雰囲気のおかげで、逆に緊張せずに演奏できてよかった。」と話していました。
『ヴァイオリンレッスンルーム発表会』は、
常光まりえ先生のヴァイオリン教室の発表会で、
いわ響の皆さんは、そのステージにゲスト出演しました。
そして、団内コンサート。
団員同士、または外部のメンバーを含めてアンサンブルのチームを組み、
お互いに披露しあうコンサートです。
このコンサートの一番の特徴は、
一人につき3ポイントの持ち点が与えられ、それを「良いな、素敵だな」と感じたグループに投票して、
最後に集計して順位を付けていく、コンテスト的な要素がある、ということでしょうか。
ちょっとした景品も用意されたそうで、
コツコツと練習を重ねてきたグループもあれば、本番一発勝負?!といったチームも・・・(笑)
今年の得票数1位は、エオリア弦楽五重奏団。
1年間、このコンサートのために練習をしてきたそうですよ。
ちなみに、佐藤さんのチーム「barrage(バレッジ)」は、本人も驚きの(笑)第2位!
皆さんがクラシック曲を選曲する中、『sing!sing!sing!』を演奏、ドラムセットを入れたり、衣装も光りモノを身につけたりなど、
佐藤さんとしては「毎回、忘年会の余興のような楽しい気分で臨んでいる」ということで、
第2位という結果に、「他のグループに申し訳ない・・・」と(^^;
いえいえ、選曲も見た目も実力のウチ、ですから!
団内コンサートを通じて、個人の実力やアンサンブル力が身につき、
ひいては、団全体の演奏力も向上する・・・
楽しみながら、さらなる高みを目指して、皆さん日々努力を重ねているんですね。
6月には、石川町の中学校で、石川フィルハーモニックとの合同演奏が、
10月には、2年ぶりの定期演奏会が予定されています。
いわ響さんの一層の活躍を期待しています♪
来週の『音楽会の夕べ』は、
「木もれびの春のコンサート」をお送りする予定です。
どうぞお楽しみに♪