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今夜は、6月10日に行われました
『鈴木香保里ピアノリサイタル』のもようをお送りいたしました。
スタジオのお客様はもちろん、鈴木香保里さん です。
このリサイタル、本来昨年5月に開催されるはずでしたが、
震災によりこの6月まで延期されていました。
一時は、演奏したいという気持ちにはなかなかなれなかったそうですが、
今年再びリサイタルを開催するにあたり、
昨年と全く同じデザインのポスターやチラシを使用することで
やり直し、リベンジ、との気持ちを込めたそうです。
リサイタル前半に、ベートーヴェンとメンデルスゾーンのドイツ系作曲家、
後半にドビュッシー(フランス)を持ってきたのは、
前半と後半でガラリと雰囲気を変えたいとの思いから。
たしかに、ドイツ系のかたく重い、キッチリとした曲と
フランス系の、軽やかで自由な雰囲気を持つ曲とでは、
会場の空気も変わりそうですね。
香保里さんは、作曲家の性格は曲に表れると言い、
性格がわかってからあらためて楽譜を見ると、
”あぁ~、この部分はこういうことをやりたかったんだな~”
などということが見えて、おもしろい!と話していました。
また、文献などを読み進めると、
誰と誰が親交があったとか、仲が良かったとか、そんなこともわかり、
曲に影響を与え合っていることも知ることができるそうです。
音楽に真摯に向き合う姿、また、音楽を楽しんでいる様子がうかがえて、
こんなところも、多くのお客様を魅了している要因のひとつなんだろうな~と感じました。
香保里さんときちんとお話しするのは今回が初めてでしたが(・・・ですよね?(笑))、
ふんわりとした柔らかい雰囲気に、
知性を感じさせながらも気さくな語り口がとっても魅力的でした♪
1時間があっという間に感じるくらい、楽しい時間でしたよ~(*^▽^*)
来週は、6月17日に行われた
『ピティナ・ピアノステップ』の予定です。
どうぞお楽しみに♪