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番組情報

音楽会の夕べ

2013.05.02 by 永井貴子
タイムカプセル2012~いまのわたしたちをうたおう コンサート~

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今夜は、3月17日(日)に、いわきアリオス小劇場で開催されました
『タイムカプセル2012~いまのわたしたちをうたおう コンサート~』のもようをお送りしました。

スタジオのお客様は、
タイムカプセル2012の企画者・前田優子さん、タイムカプセルズのメンバーで歌人の三原由起子さん、
小川バンドリーダーの藁谷佳人さん、「ふるさと久之浜」合唱団の合唱指導・指揮、坂本登美子さん でした。

「タイムカプセル2012」は、いわきに縁のあるアーティスト集団「タイムカプセルズ」が、
いわき市内3ヶ所(小川、なこそ・双葉、久之浜)でワークショップを開催しながら、
それぞれの地域の人たちと共同制作した「うた」を披露したコンサートです。

「いまの私たちにしか歌えないうた、紡ぎだせない言葉たちを、
未来の自分に、未来の子どもたちに、未来のふるさとに届けたい」
との思いから、昨年7月にスタートしました。

タイムカプセルズのメンバーは、
作・編曲、ピアノの谷川賢作さん、
ハーモニカ、ヴォーカルの佐野岳彦さん、
講談師・神田京子さん、
詩人・桑原滝弥さん、
そして、本日のゲスト、三原さん の5人。

5人は、2012年7月から継続的に各地を訪問し、
地域の人たちと交流しながら「うた」を制作してきました。

この3地区を選んだのは巡り合わせ、と前田さん。
知っている人がいたり紹介されたり、いろいろな人とつながって、
この3ヶ所でワークショップを行うことになったそうです。

まずは、小川編。
『Yes』(藁谷佳人 作詞・作曲)
『OGAWA GO!』(藁谷佳人・三原由起子 作詞 三原由起子 作曲)
『ナツイリバー』(藁谷佳人・三原由起子 作詞 佐野岳彦 作曲)
『希望の扉』(藁谷佳人 作詞・作曲)

『小川のプロモーションソングを作ろう!』とのコンセプトのもと、
小川町出身の6人による「小川バンド」が
(ギター小山田健志さん、ベース室井 潤さん、ピアノ草野 綾さん、ドラム林 貴之さん、
ヴォーカル吉田武史さん、そしてギター&ヴォーカルでリーダーの藁谷さんの6人)
タイムカプセルズとともに曲づくりを行いました。

出来上がった曲は、曲調のまったく違うものになりましたが、
佐野さん、三原さん、藁谷さんが取材した小川の様子が如実に表れている、ということで、
どの曲も、「いま」の小川町なんだなぁ~と思いながら聞きました。

小川町出身で、一度はふるさとを離れた藁谷さん。
小川に戻った時、あらためて
「小川ってあったかくて、こんなにいいところだったのか・・・」と感じたそうです。

続いては、なこそ・双葉編。
神田京子&桑原滝弥 夫婦講談「渋川の石仏」「中田川の河童伝説」
双葉の小学生のメッセージ 朗読:佐々木心久 石橋涼香 浪江侑加
詩と短歌「手紙」~「ひだまり」の皆さんとともに

双葉編では、南台の双葉町応急仮設住宅内にあるサポートセンター「ひだまり」を中心に
ワークショップが行われました。

避難生活を送っている皆さんに“モノ”を作ろうという気持ちになってもらうのは大変だった、
とは三原さん。
「ひだまり」に毎月のように通い、皆さんのお話を聞きながら、
少しずつ交流を深めていったそうです。

双葉町の皆さんが作った短歌。
番組内で、三原さんに朗読していただきました。

今も避難生活を続けている皆さんの気持ちを、わかる、とは私には簡単には言えません。
でも、だからこそ、31文字の中にたくさんの思いが込められ、
また、31文字の外側にももっとたくさんの思いがあるような気がして、
聞いていて胸が詰まりました。

最後は、久之浜編。
『たしかなる風~ふるさと久之浜~』(桑原滝弥 作詞 谷川賢作 作曲)
『トブシルのうた』(桑原滝弥 作詞 谷川賢作 作曲)

ここでは、久之浜の好きなところ、良いところ、自慢できることを言葉で表すことから
ワークショップがスタートしました。
そこで集まった言葉は、ホワイトボードを両面使っても書ききれないほど!
その中からキーとなる言葉を拾い、つなぎ合わせて、「うた」が作られました。

うたうのは、地元合唱団コールはまぎくの皆さんを中心に、
久之浜一小の児童や先生、保護者、支所の職員などで結成された
「ふるさと久之浜」合唱団。

小学3年生から80代の“おねえさま”まで、45人の団員をまとめた坂本さん。
「難しくて歌えないわぁ~。」と言うおねえさまたちを、
「私が教えるんだからできる!」と叱咤(!)しながら月2回の練習を乗り切り、
本番のステージをやり遂げました。
(おねえさまたちが「いい曲だねぇ~」と言ってくれたのは、今年に入ってから、だったそう(笑))

小学校の校長先生や教頭先生が土曜日の教室を開放してくださり、練習に協力してくださったそうで、
「皆さんの協力あってこそ。ありがたい。」と、坂本さんは感謝しきりでした。

小川、双葉、久之浜の3ヶ所で作られたふるさとの「うた」。
皆で作った「うた」には、
それぞれの「わがまち」に対する思いがぎゅぎゅっと濃縮され、詰め込まれているように感じました。

タイムカプセル2012は、今回のコンサートをもってひと区切り、とはなりますが、
来年、再来年、はたまた5年後、10年後には、
新しい「いまのことば」「いまのうた」が生まれるのではないでしょうか。

次はどんな「いま」が表現されるのか、楽しみにしていたいと思います♪

~ * ~ * ~ * ~

小川編で生まれた3曲(『OGAWA GO!』『ナツイリバー』『希望の扉』)は、
いわきアリオスYouTube Channelでご覧いただけます。

http://www.youtube.com/user/iwakialios

小川町の皆さんはもちろん、小川町を知らない方でも、
自分のふるさとに思いを馳せながら聞いていただけたら嬉しいです。
ぜひ、アクセスしてみてくださいね♪
(♪上から読んでも下から読んでも~OGAWA GO~~!・・・つい口ずさんじゃいますよ(笑))

また、今回制作された曲は、楽譜や音源を提供してくださるそうです。
演奏してみたい、歌ってみたい、あるいはイベントで流したいなど、
興味を持たれた方は、いわきアリオスへお問い合わせください。

~ * ~ * ~ * ~

5月9日の「音楽会の夕べ」は、3月30日(土)にいわきアリオス大ホールで行われました
『福島県立湯本高等学校吹奏楽部 第35回定期演奏会』の予定です。
どうぞお楽しみに♪

音楽会の夕べ
木曜日 19:00-20:00
23:00-24:00(再放送)

毎週木曜日19時はラジオの前でコンサート!市内の音楽団体をゲストに迎え、コンサートの模様を臨場感たっぷりにお届けします。三度の飯より音楽好きの永井貴子と黒金久恵が贅沢なひとときをナビゲートします。
パーソナリティ
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