今夜は、8月11日(日)に、いわき市文化センター大ホールで行われました
『福島県立磐城桜が丘高等学校合唱部 第36回定期演奏会』のもようをお送りしました。
スタジオのお客様は、磐城桜が丘高校合唱部より、
3年・猪狩亜季さん(魔女)、大西真由さん(アリエル)、
上神谷世利佳さん(スカットル、フランダー)、2年・坂本 遥さん(王子に仕える執事)、
顧問の長濱裕佳先生、
さらに、スタジオの外で皆を見守って(?!)くれた、
3年の木下果歩さん(王子)、渡辺由衣さん(セバスチャン) でした。
演奏会は4部構成。
本番のステージに立ったのは12人と、合唱部としては少ない人数でしたが、
部員一同、力を合わせて、2時間超のコンサートを乗り切りました。
第1ステージは、今年度の合唱コンクール課題曲と自由曲の3曲。
第2ステージは、『木とともに 人とともに』と題して、
谷川俊太郎作詞、三善 晃作曲の
女声合唱曲集「木ととともに 人とともに」全4曲を披露しました。
真由さんは、この中の「生きる」という曲が一番好き、と話してくれました。
生きること、生きているということ、いのちとはどういうことか、
シンプルな言葉で表現されている、美しい曲ですね。
第3ステージは、ミュージカル「The Little Mermaid」。
脚本、演出、さらには衣装も、世利佳さんが責任者となって担当し、
部員全員が役者として舞台に乗りました。
(上↑の、名前の後ろにあるのが役名です。)
世利佳さんは、
「主人公の声が出なくなる場面を通して、歌うことの大切さや素晴らしさを伝えたい。」
と話してくれました。
番組では劇中に歌った『One Love』をお聞きいただきましたが、
スタジオの中でも外でも、楽しそうに、歌いながら踊ってました(笑)
最後の第4ステージは、『奏(かなで)』と題して、
J-POPや、合唱部で長年歌われ続けている愛唱歌などをお聞きいただきました。
愛唱歌は、OB、OGの皆さんも参加して一緒に歌ったそうです。
『奏(かなで)』は、今回の演奏会を通してのテーマでもあるそう。
少人数でも、いえ、少人数だからこそできる、少人数だからこそ合わせられる!
そんな気持ちを込めて、真由さんが考えました。
第3ステージの「歌うことの素晴らしさ」という思いも、『奏』に込めたこの思いも、
歌うことの好きな彼女たちの素直な気持ちのように感じます。
お客様はきっと、彼女たちの気持ちを受け止めてくださったでしょうね。
演奏会には、前顧問の篠原まなみ先生(現遠野高校教諭)が指揮者として、
ピアノ教室主催の酒井かおりさんがピアノ伴奏で出演してくださいました。
また、外部講師として、合唱部の大先輩、
谷 恵美さんと山森由美さんもご協力くださっています。
亜季さんが
「いろいろな人に支えられて演奏会が出来たことに感謝しています。」
と話してくれたとおり、
お客様はじめ、たくさんの方々が関わってくださっていることに感謝、ですね。
支え、と言えば、果歩さん、由衣さんの他にも、番組の途中に遊びに来てくれた人がいましたよ。
磐城高校合唱部の2人です。
桜が丘と磐城高校、さらには湯本高校の合唱部、実は仲が良いそうです。
一緒に練習したりステージに立ったり、という機会はなかなかないそうですが、
お互い支え合い励まし合い、時にはライバルとして、切磋琢磨しているようです。
こういうつながり、いいですね。
歌うことの楽しさや喜びを共有できる仲間、これからも大切にしてくださいね。
桜が丘高校合唱部は3年生が引退し、現在6人で活動しています。
人数はさらに少なくなりましたが、
「少ないからこそ」の一体感、心をひとつに!の気持ちを持って、
伝統ある合唱部を盛り上げていってほしいな、と思います。
ファイト~!桜が丘合唱部!!
9月26日の「音楽会の夕べ」は、
8月17日(土)と18日(日)に、
アクアマリンふくしま屋外ステージ「がれき座」で行われました
『2013 小名浜ポートアイランドビッグバンドフェスティバル』の予定です。
どうぞお楽しみに♪