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今夜は、10月19日(土)に、平中平窪の常勝院で行われました
『心にとどけコンサート 和太鼓音楽集団「どんがら」』のもようをお送りしました。
スタジオのお客様は、心にとどけ実行委員会の
石井光義さん、金成由美子さん、本田洋平さん でした。
本田さんの奥様、お子さんたちも遊びに来てくれましたよ。
(お子さんの一人は、先日の平方部音楽祭に出演してくれた、真央ちゃんです♪)
心にとどけコンサートは、東日本大震災の後に、
震災で傷ついた人たちを癒し、元気づけたい!とスタートしました。
元々は、平成7年(1995年)の阪神・淡路大震災後に始めた
「鎮魂と希望の太鼓」コンサート。
遠く離れたいわきの地から、鎮魂と希望のメッセージを送り続け、
15回目となった平成23年1月のコンサートを節目に終了する予定でしたが、
その年の3月に東日本大震災が発生、
今度は自らも当事者として、市内各地でコンサートを開催しています。
今回ご出演くださったのは、和太鼓音楽集団「どんがら」。
「どんがら」は、和太鼓集団「鼓童」のメンバーだった内藤哲郎さんを中心に、
武田朋子さん、村上 功さん、柳 理子さん、大倉達則さんの5人で、
2003年に結成された和太鼓グループです。
各地のイベントやホール、学校での公演はもちろん、
アメリカのイベントに出演するなど、国内外で活躍しています。
コンサートでは、内藤さんと武田さんのユニット「朋郎」の演奏も。
石井さん、
「太鼓の演奏と言うと、リズムを刻むものと思うかもしれないが、
「どんがら」は、楽曲としてきちんと聞けるんですよ。」
と、その魅力を語ってくださいました。
確かに、曲としての表情が豊か、と言うのでしょうか、
迫力もありつつ軽やかで、どの曲も興味深く、心地よく聞くことが出来ました♪
コンサートが開かれた常勝院は、中平窪にある、由緒ある、歴史深いお寺です。
そばを夏井川が流れ、赤井の山並みも見える、素晴らしいロケーションで、
これまでにも3度ほど、コンサートを行っているそうです。
「復興のため、市民のためになるのなら」と、
毎回こころよく、会場として提供してくださっています。
この日は途中、さっと小雨の降る時間もありましたが、
風の音や虫の声も聞こえる、秋の夜の幻想的な雰囲気に包まれて、
コンサートが行われました。
番組内でご紹介した曲でも、虫の声が聞こえていましたね。
実行委員会会長から届いたFAXによると、
「笛の音色に呼応するかのように秋の虫が鳴き、大合唱となった」とのこと。
また、今回は行いませんでしたが、
常勝院でのコンサートでは、松明を焚くこともあるそうですよ。
(そんな時の松明担当が、本田さん。「松明奉行」だそうです(笑))
お寺に松明・・・これもまた、雰囲気ありますね~。
ゲストの3人は、ご自身も和太鼓の演奏者。
石井さん、金成さんは「一打の会」で、
本田さんはお子さんたちとともに「チル打れん」で、
それぞれ演奏活動を行っています。
特に石井さんは、
「和太鼓の魅力を語り出したら、1日かかるけどいい?!」
とおっしゃるほど(笑)、長年、和太鼓を続け、
また、和太鼓の魅力を多くの人たちに伝えてくださっています。
・・・1日かかるところを一言でお願いします!(笑)皆さんにとって和太鼓とは?
本田さん
「家族で和太鼓を楽しんでいます。今の僕にとっては『生きがい』です。」
金成さん
「自分のために始めた和太鼓ですが、
今は人のために演奏するもの、誰かの力になれるもの、と感じています。」
そして、石井さん
「自分で演奏しながら、その響きが心地よくて忘れられない。
一打一打に心をこめて、と演奏してきたし、
皆さんの心に届くように、とこれからも演奏していきたいと思っています。」
次回の「心にとどけコンサート」は、3月2日にいわきアリオス中劇場で行われます。
また、一打の会の皆さんも、年明けからイベント満載です。
・1月1日 小名浜美食ホテルイベント
・1月19日 常勝院 祈願祭
・1月から始まるJR東日本の『いわき・ときわ路夢街道』キャンペーン
→いわき駅でのお出迎えの演奏を行います。
こちらは、一打の会、チル打れん、木蓮組の、一打の会グループで参加します。
まさに、心に響く、心に届く和太鼓の演奏、
是非たくさんの皆さんに楽しんでいただきたいな、と思います♪
12月12日の「音楽会の夕べ」は、
10月20日(日)に、いわきアリオス大ホールで行われました
『いわき交響楽団 第29回定期演奏会』の予定です。
どうぞお楽しみに♪