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「音楽会の夕べ」、今年も無事、スタートを切りました!
新しい年も、皆さんに素敵な音楽をたくさんお届けしたい!と思っております!!
今年もよろしくお願いいたします。
新年最初の今夜は、昨年11月16日(土)に、小名浜市民会館で行われました
『小名浜高等学校吹奏楽部 第32回定期演奏会』
のもようをお送りしました。
スタジオのお客様は、小名浜高校吹奏楽部より、
A.saxの小野美瑞樹さん、Perc.hの平山優奈さん、Tbの永山瑞季さん、
Flの草野謙太くん、T.saxの佐藤直也くんの、3年生5人と
顧問の渡部紘子先生 でした。
(番組終了後には、元副顧問の添田剛司先生も来てくださいました。
先生、もうちょっと早く来てくださったらなぁ~(^^)なんちゃって。
お忙しい中、ありがとうございました♪)
小名浜高校吹奏楽部は、部員全員合わせても13人。
吹奏楽の編成としては本当に少人数ですが、
この13人でなければ出せない音、できない演奏を目指して、練習を続けてきました。
今回の演奏会では、たくさんのお客様に、その成果をお楽しみいただけたようです。
第1部は「吹奏楽オリジナル曲」。
夏のコンクールの課題曲と、
コンクールで演奏し、県大会で金賞を受賞した自由曲『コタンの雪』を披露しました。
「コタン」はアイヌ語で「村」の意味。雪降る原野で力強く生きていく人々を描いた曲です。
13人で演奏でき、ひと夏をかけることができる曲は何か・・・
『コタンの雪』は、こうして悩みに悩んで決めた曲だそうです。
だからこそ、部員にとっても先生にとっても、思い入れの強い曲となりました。
第2部は、「OHBBおもてなしステージ」と題したアンサンブルステージ。
全員が様々な楽器を掛け持ちして、8つのアンサンブルをお聞きいただきました。
この中でちょっと珍しいのが、「グラスハープ」と「瓶笛」。
ガラスのコップなどの縁を指でこすると音が出ますよね?
あれを楽器として使用するのが、「グラスハープ」。
美瑞樹さん、優奈さん、瑞季さんはじめ、7人で演奏しました。
「瓶笛」は、いろいろな瓶に息を吹き込んで音を出すもので、
小さいもの(=高音)は栄養ドリンクの瓶、大きいもの(=低音)は日本酒の一升瓶を使ったそう。
(勿論、一升瓶の中身は大人が片付けましたよ!(笑))
謙太くん、直也くんを含む6人で演奏しました。
どちらも繊細な音色で、市民会館のような広い会場では響かないため、
お客様は耳を澄ませ、集中して聞いてくださっていたようです。
曲を聞いていても、会場の静まり返った様子が伝わってきました。
そして、小名浜高校と言えば、和太鼓!
学校のある地名・武城が丘から名前を取った曲『武城(ぶじろ)の絆』を、
小名高に誕生した和太鼓愛好会「武城太鼓」のメンバーと部員、卒業生、先生方、
さらには、転勤された添田先生も集まって演奏しました。
市内の和太鼓集団の皆さんにご指導いただいているだけあって、力強く迫力ある演奏!
高校創立100周年を記念して作られた『武城の絆』はまさに曲名の通り、
様々な世代を固い絆で結び、受け継がれていくんですね~。すばらしい!
恒例(?)の後輩から先輩へのサプライズは、アンコールで。
3年生5人でのアンサンブル演奏を終えると、何やら1、2年生の動く気配が・・・
何だろうと思っていると、『花は咲く』の演奏と歌のプレゼント!
しかも、会場のお客様も歌ってくださったんです。
実は、5人には内緒で、お客様にお渡しするパンフレットに、
「3年生には秘密にしています」と、
『花は咲く』の歌詞の一部を変えた歌詞を書いたメモをはさんでいました。
その歌詞を見ながら、お客様も一緒に歌ってくださったんです。
バックのスクリーンには、渡部先生が編集した写真をスライドとして流しました。
挨拶に立った2年生も涙!サプライズされた5人も涙!!
涙・涙・涙!!の感動のステージとなりました。
地域の活動にも積極的に参加する小名高吹奏楽部。
演奏のお礼のお電話やお手紙、イベントに参加した時の写真をいただくこともあるそう。
また、保護者などではない方から、差し入れをいただくこともあるそうです。
地域の人たちに愛され、支えられていることがわかりますね。
スタジオに来てくれた5人は、卒業後も吹奏楽を続けたいと話してくれました。
次は社会人バンドのメンバーとして、スタジオに来てくれるかも??
ぜひ、待ってるよ~(^^)v
1月16日の「音楽会の夕べ」は、
11月24日(日)に、ギャラリー木もれびで行われました
『木もれび もみじコンサート』の予定です。
どうぞお楽しみに♪