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今夜は、6月1日(日)に、いわき市文化センター大ホールで行われました
『山際隼人 テノールリサイタル』のもようをお送りしました。
スタジオのお客様は、山際隼人さん でした。
番組初登場の山際さん、
爽やかな笑顔と人懐こい話し方、
何より、力強くも優しい、美しい声が魅力的な、ステキな方でしたよ~。
今回が2回目となるソロリサイタル、
ピアニストにフランチェスカ・バイグィーニ氏を迎え、
イタリアの歌曲やオペラのアリア、ドイツリートを披露しました。
前回に引き続きたくさんの方が足を運んでくださり、
温かい拍手を送ってくださったことに、山際さんは、
「前回よりもさらに成長した姿を見ていただけたんじゃないかな。」
と話していました。
この番組で男性の歌声をご紹介するのは久しぶりのような気がして、
私も新鮮な気持ちで聞かせていただきました。
山際さんは、いわきのご出身。
東京藝大音楽学部声楽科を卒業し、
東京やいわきなどで様々なコンサートに出演されています。
また、2012年夏よりイタリア・ミラノに留学し、
声楽家としての研鑽を積んでいらっしゃいます。
子どもの頃から音楽が好きで…とか、歌が得意で…とかかと思いきや、
中高6年間、テニス部で汗を流していたそう。
そんなテニス少年がなぜ?!
「高校1年の音楽の授業で、カンツォーネの映像を見たんです。
その時もう、一目惚れ!って感じでした。
人ってこんな声が出るんだ!こういうことができるんだ!と
目で見て、耳で聞いて驚いた。」
高校2年から本格的に声楽を始め、
藝大受験の時に、バリトンからテノールへと転向しました。
音楽の授業で見た映像の中で歌っていたのは、
三大テノールのひとり、ホセ・カレーラス。
ここから、憧れのカレーラスと同じ、テノール歌手を目指すことになったのです。
ミラノでは、いわき出身でミラノ在住の鈴木幸江先生に師事しつつ、
コレペティトール(音楽の表情や表現=音楽稽古をつけるピアニスト)や
指揮者の先生のご指導もいただいているそうです。
先生からいつも言われるのは、
「歌とは、まず『ことば』があって、たまたまそこに音がのっただけ。
歌ってはいけない。話しなさい。」
「しっかりとイタリア語を勉強しなさい。」
また、フランチェスカさんも、
しっかり『ことば』を話さないと、ピアノを弾いてくれないこともあるそうです。
「イタリア語をイタリア語として話す、伝える。
『ことば』を伝える、ということを一番大切にしています。」
と、山際さんはおっしゃっていました。
近日中にミラノに戻るという山際さん。
ぜひまたリサイタルで、イタリアの歴史や文化、『ことば』を
いわきに届けてくださいね♪
そして、次回のご出演も、お待ちしてま~す(^^)/
(「ラジオで話すのおもしろい!もっとしゃべりたい!!」
って言ってくださってましたから、これはもう、決まり!でしょう(笑))
9月4日の「音楽会の夕べ」は、
7月13日(日)に、いわきアリオス大ホールで行われました
『第39回 福島県立磐城高等学校合唱部 定期演奏会』の予定です。
どうぞお楽しみに♪