今夜は、9月12日(金)に、いわきアリオス大ホールで行われました
『第68回いわき市平方部 小学校音楽祭』のもようをお送りしました。

スタジオのお客様は、
平第三小学校教諭の永井 公先生、
高久小学校教諭の早川加代子先生　でした。

先週に引き続き、小学生の元気な演奏、お届けしました。
今夜は、平方部です。
平方部は、平の中心部だけでなく、
草野、赤井地区から高久、豊間、中央台地区まで広範囲。
参加した子どもたちも、15の小学校から、969名！にのぼりました。

1、高久小（4年生34名）　合奏「学園天国」
練習を始めた5月頃は、リズムもバラバラで大丈夫かしら？と心配だった、という早川先生。
でも、7月には息の合った演奏ができるようになり、
「少ない人数だけど、パンチがきいてて、練習を重ねるうちにメロディも揃ってきて、
本番には最高の演奏ができてました！」

2、豊間小（3～4年生24名）　合奏「君の瞳に恋してる」

3、夏井小（3～4年生30名）　合奏「アフリカン・シンフォニー」

4、赤井小（4年生35名）　合奏「「ルパン三世」のテーマ」

こちらの3校は30名前後での演奏と、人数は少なかったんですが、
その分、一人ひとりがちゃんと演奏しているのが聞こえてきました。
また、「しっかり指揮に合わせて一生懸命やってる姿が印象的。」と永井先生。

5、中央台南小（4年生49名）　合奏「エル・クンバンチェロ」

6、平六小（4年生40名）　合奏「オブラディ・オブラダ」

7、中央台東小（4年生72名）　合奏「ＴＲＵＴＨ」

8、平四小（4年生85名）　合奏「宇宙戦艦ヤマト」

パーカッションが大活躍する南小、落ち着いた演奏の六小、
ノリノリで演奏していた東小、リズム感の良かった四小。
それぞれ個性ある演奏を聞かせてくれました。

9、平一小（4年生76名）　合唱奏「風が吹いている」

10、平二小（4年生72名）　合奏「「アルルの女・第二組曲」よりファランドール」

11、平五小（4年生121名）　合奏「恋するフォーチュンクッキー」

1曲の中で合唱と合奏を披露した一小。練習、頑張ったんでしょうね。
二小のアコーディオンとリコーダー、とっても上手に聞こえてきました。
五小は平方部で最も多い人数。
100名を超える人数でこれだけまとまった演奏をするのはスゴイですね！

12、郷ヶ丘小（4年生86名）　合奏「アフリカン・シンフォニー」

13、中央台北小（4年生74名）　合奏「シング★シング★シング」

14、草野小（4年生75名）　合奏「ＷＡになっておどろう」

夏井小の「アフリカン・シンフォニー」もよかったですが、
郷小の演奏も迫力があって、また違った良さがありましたね。
カホンなども使って演奏した北小。しっかりスウィングしてて、カッコ良かったです。
リズムに乗って楽しく演奏していた草野小。先生もニコニコだったそう。

15、平三小（4年生96名）　合唱「シーラカンスをとりにいこう」
音楽祭には、ずっと合唱で参加している三小。
この歌声を聞きたくて、平方部の音楽祭を聞きに来るという方もいらっしゃるとか。
永井先生は、
「練習を何度か聞きましたが、1回ごとにぐんぐん良くなってるのがわかりました。
本番は、ピアノやお友達と心をひとつにした演奏ができてました！」

永井先生は
「今回こうして大きな舞台に立った後は、
（音楽や演劇などをしない限り）一生、舞台に立たない子もいる。
そう考えると、音楽祭は貴重な経験。
一生の思い出にしてほしいと思って、先生たちも曲を選び、
子どもたちも一生懸命練習しています。
音楽祭を通して、音楽を好きになってくれたらいいなぁ～と思います。」

早川先生は
「ここに来るまでに、皆たくさんの苦労があったと思うけど、
苦労もいい思い出に変わると思います。
68回の中で、たくさんの人たち、子どもたちのお父さんお母さんも経験してきたことを
10歳の子どもたちも経験できて、嬉しく思います。」

音楽祭は4年生にとって、大きな行事のひとつ。
半年以上をかけて、ひとつの曲に向き合うため、子どもたちにとって
「その学年のテーマソングになるんです。」と早川先生はおっしゃっていました。

「学年のテーマソング」・・・
子どもたちはこの曲を、とても大切にするでしょうね。
そして、子どもたちが大きくなって、ふと曲を耳にした時、
この日の舞台を、一緒に演奏したお友達を、先生を、思い出すんでしょう。
子どもたちの大切な時間に触れさせてもらったような、
何だか、あったかい気持ちになりました♪

11月13日の「音楽会の夕べ」は、
9月23日(火・祝)に、小名浜市民会館で行われました
『第16回しおさいコンサート』の予定です。
どうぞお楽しみに♪