福島県いわき市にあるコミュニティ放送局

SEA WAVE FMいわき

ラジオを聴く
NOW ON
AIR
ヘッドライン

あなたも番組に参加してみませんか。番組テーマはテーマカレンダーでチェック!メッセージ&リクエスト どんどんお寄せください。

番組情報

音楽会の夕べ

2016.04.14 by 永井貴子
心にとどけ 復興和太鼓コンサート2016

15416e0ffa8

今夜は、2月21日(日)に、いわきアリオス中劇場で行われました
『心にとどけ 復興和太鼓コンサート2016』のもようをお送りしました。

スタジオのお客様は、
一打の会会長で、一打の会燈祇(とうぎ)の石井光義さん、
一打の会風凛(ふわり)の阿部美紀さん、一打の会木蓮組の鈴木祐利子さん、
一打の会チル打れん、一打の会CS9(シーエスナイン)の
中学1年・伊藤佐和子さんと松野未悠さん、
十和奏壱鼓(じゅうわそういっこ)の南薗 勉さん でした。

佐和子ちゃんのお父さん、高広さんもスタジオに来てくださいました。
そして、こちらもお馴染み(笑)!本田ファミリーも途中、様子を見に来てくれましたよ。
いつもありがとうございます~!

いわき市で活動する和太鼓グループを中心に、プロ奏者なども迎えて開催されるコンサート。
今回は、9つの和太鼓チームが出演、
スペシャルゲストとして、和太鼓ユニットMUSA、篠笛奏者・武田朋子さんをお迎えしました。
「お客さんも楽しんでたし、やってるこちらもものすっごく楽しかった!」と石井さん。
もっともっと元気を伝えたい!と、今回は『元気!』をテーマにしていたそうです。

また、中平窪・常勝院の住職、横山智俊さんも出演してくださり、
震災の鎮魂のための声明と般若心経を聞かせてくださいました。
MUSAとご住職の美声の共演、聞き応えがあり、厳かな気持ちにもなったでしょうね。

『若葉台保育園』『愛宕保育園』
2月のこの時期はちょうどインフルエンザの流行期だったため、
直前まで練習に参加できなかった子や、本番に出られなかった子もいたそうですが、
皆でカバーし合って、本番のステージを務めました。
そんな助け合う様子や真剣に太鼓にむかう様子に、先生たちは涙・涙だったそうです。

『十和奏壱鼓』
「市民太鼓」からスタートした十和奏は、「和」を大切に演奏してきました。
練習もとても熱心で、番組でご紹介した石井さん作曲の『道』は、
「(この曲を人前で演奏するまで)3年かかった!」と南薗さん。
3年!コツコツと地道に練習を重ねてきたことがわかりますね。
また、この曲で南薗さんは篠笛に挑戦し、演奏の幅をますます広げています。

『相馬野馬追太鼓』
南相馬市から来てくださったこちらのチームは、結成15年目。
「相馬野馬追の世界観を和太鼓で表現し広めよう」と、地元だけでなく、
東北や関東などでも演奏を披露しています。
太鼓に法螺貝も取り入れた演奏で、勇壮な相馬野馬追の場面が浮かぶようでしたよ。

続いては、一打の会グループです。
一打の会はメンバーが増えたことから、メンバーを3つのチームに分けて活動しています。

『一打の会チル打れん』『一打の会CS9』
チル打れんは、幼稚園・保育園児~小中高校生とその保護者からなる親子チームです。
その中で、もっと太鼓を叩きたい!という小学校高学年~高校生が集まったのが、CS9です。
CS9=チル打れん・スペシャル・9(人)で、石井さんが命名したそう。
「最初、『CS9』て聞いた時、ダッサ~!て思ったけど、
意味聞いたら、なるほど~カッコイイ!って思った。」と佐和子ちゃん。
(そんな佐和子ちゃんの後ろで「ダサいとか言っちゃダメ!」と焦る高広パパ(笑))
佐和子ちゃんも未悠ちゃんも、ホントに太鼓が大好きみたいで、
チル打れんよりも難易度の高いであろうCS9の練習も、楽しんでいるようでした。

『一打の会木蓮組』『一打の会風凛』
名前のとおり、木曜日に練習している木蓮組は、メンバーが増えて、現在13名。
風凛は、風凛となって2年目。市内のイベントに積極的に出演し、演奏を披露しています。
ジャージ姿でスタジオにいらした祐利子さん、番組終了後、
「こんな(ジャージの)格好ですみません、これから練習に行くんです!」とのこと。
そっか、今日は木曜日ですね!練習、ガンバッテ~!
美紀さんは入団7年になるそう。(石井さん、「そんなに長いの?!」と驚いてました(笑))
少数精鋭の6名で、今後も各地のイベントに参加し、
「聞いてくださる皆さんが、元気になるような演奏を目指してます!」と話してくれました。

『一打の会燈祇』
一打の会の新ユニットが、燈祇です。
風凛、木蓮組、チル打れんの、チームの枠を超えて集まったメンバーで、
一打の会グループの団結の証となるべく、より高いレベルの演奏を目指しています。
新しいユニットとは言え、さすがの貫禄ある演奏で、グッと引き込まれましたね~。

そして、今回のスペシャルゲスト、『MUSA』と『武田朋子』さん。
MUSAは、2006年に結成された和太鼓ユニットです。
メンバーの井上智彦さん、加藤拓哉さん、山田ケンタさん、高田 淳さんは、
それぞれがソリストとしても、国内外で活躍していらっしゃいます。

篠笛奏者の武田さんはこれまでにも、
和太鼓集団「どんがら」として、また、和太鼓奏者の内藤哲郎さんと「朋郎」として、
心にとどけコンサートにご出演いただいてますので、
ファンという方、いわきにも増えているかと思います。

この2組、息もピッタリ、一体感のある演奏で、
お客様だけでなく、石井さんら出演者も魅了していました。

昨年は客席からコンサートを見守った石井さんは、
「もっと楽しんでもらうため、もっと楽しむために、やれることがあるんじゃないか。」
と考えたそう。
そこから『元気』というテーマが生まれ、
元気になってもらえる、元気になれるコンサートが今回、実現したんだと思います。
次はどんなコンサートになるのか、まだまだアイデアはありそうですよ。
楽しみですね♪

4月21日の「音楽会の夕べ」は、
2月21日(日)に、いわきアリオス大ホールで行われました
『いわき吹奏楽団 The Concert 2016』の予定です。
どうぞお楽しみに♪

音楽会の夕べ
木曜日 19:00-20:00 (再放送)23:00-24:00

毎週木曜日19時はラジオの前でコンサート!市内の音楽団体をゲストに迎え、コンサートの模様を臨場感たっぷりにお届けします。三度の飯より音楽好きの永井貴子が贅沢なひとときをナビゲートします。
パーソナリティ
メッセージはこちら