今夜は、3月3日（土）に、いわきアリオス大ホールで行われました
『福島県立いわき光洋高等学校吹奏楽部　第3回定期演奏会
兼　第17回東日本学校吹奏楽大会　出場報告演奏会』のもようをお送りしました。

スタジオのお客様は、いわき光洋高校吹奏楽部より、
2年、部長の渡辺帆乃夏さん(Tp)、副部長の三本松蒼風くん(Tb)、学生指揮の齋藤明人くん(Perc)、
1年、副部長の千葉愛海さん(Fl)、赤池 司くん(Tb)、
顧問の八代悦二郎先生　でした。

今回は、昨年10月に開催された東日本学校吹奏楽大会の出場報告を兼ねた演奏会で、
前々日の3月1日に卒業した3年生も含めたメンバーで立つ最後のステージでもありました。
部長として初めて大きな舞台を任された帆乃夏さん、
「みんなのサポートで、良い演奏会にすることができました。」と話してくれました。

第1部クラシックステージでは、3曲を演奏。
1曲目の「アダージョ・スウォヴィアンスキェ・ドゥルギェ」（天野正道作曲）は、
東日本大会の自由曲として演奏し、銀賞を受賞した曲です。
小編成でコンクールに出場する学校が増え、上位大会へ進むことが年々難しくなる中、
光洋吹奏楽部は福島県で初めて、3大会連続出場を果たしました！
皆さん、おめでとうございます！

そんな思い出の曲だけに気持ちが入り込みすぎたのか、演奏しながら涙した部員もいたそう。
赤池くんもその一人。曲を聞きながら、
「(曲の途中の)ココからが感動するんですよ～！」など話してくれて、
気持ちを込めて演奏していた、というのが伝わってきました。
そして、実は八代先生も。
八代先生は毎回、「感動できる曲」を前提に、
「生徒たちの持っているものを活かしたい」と考えて自由曲を選曲してきたそう。
「今年(度)の生徒たちは、“うたう”のが上手で音色もキレイだったので、
この曲が合うんじゃないかと・・・」ということで、
先生も指揮を振りながらグッときてしまったようですね。

第2部は、学生企画ステージ。
『Harry’s Fantastic Music』と題し、「ハリーポッター」を主題にした劇と音楽を披露しました。
悪者にさらわれてしまった帆乃夏さんを助けに向かったのは、三本松くんと赤池くん！
・・・なんですが、この2人、話してるとほんわかした雰囲気をしてて、
ホントに助けられるの？！と心配になってしまう(笑)んですが、
大丈夫！最後はちゃんとハッピーエンドになったそうです。

第3部は、OB・OGも出演した合同演奏ステージ。
ここでの見どころはやっぱり、「ダンシングヒーロー」ですかね～。
愛海さんたち1年生の女子部員と、(ここでも！)三本松くん、赤池くんが、
衣装は勿論、平野ノラ風メイクもバッチリで、
昨年話題となったバブリーダンスを全力で踊りました！
キレッキレ(？！)のダンス・・・見たかったですね～！
対して、聞きどころは合唱部と共演した「レ・ミゼラブル」でしょうか。
ここでは、帆乃夏さんが歌でソロを披露しました。
実は「合唱部に入りたいと思っていた時期もあった」という帆乃夏さんなので、
歌のソロは念願がかなったことになるかな？
さらに、「交響組曲『シネマ・トリロジー』～スタジオジブリ・コレクション～」では、
齋藤くんがピアノソロを演奏しました。
こちらも、美しいピアノでしたよ～。

今年度は、東日本大会に加え、
創部初となるアンサンブルコンテスト県大会への出場(金管八重奏)や、
第41回全国高等学校総合文化祭みやぎ総文2017参加、
さらには、夏の甲子園県大会決勝まで進んだ野球部の応援など、
さまざまな場面でより多くの方々に、光洋サウンドを聞いてもらえた一年となりました。

光洋吹奏楽部の良さは、技術的な部分だけでなく、
どこか何か、響いてくるモノがあるってところかなぁと、
今回の演奏を聞いてあらためて感じました。
会場で、生で聞いたら、より伝わるモノがあるかもしれませんね。
これからの演奏も、楽しみにしています(^^)

4月5日の「音楽会の夕べ」は、
2月24日（土）に、いわきアリオス大ホールで行われました
『東日本国際大学吹奏楽部・いわき短期大学吹奏楽部・
東日本国際大学附属昌平中学高等学校吹奏楽部　第1回定期演奏会』の予定です。
どうぞお楽しみに♪