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今夜は、今年開催された演奏会をご紹介!
2021年2月27日(土)に、いわきアリオス音楽小ホールで行われました
『弥平四郎アンパンヤブラスアンサンブルアカデミー
子アンパン・トロンボーン四重奏 第13回コンサート』をお届けしました。
スタジオのお客さまは、瀧内紀彦さん、五十嵐直弘さん でした。
1998年から活動を続ける子アンパン。
今回は、固定メンバーの瀧内さん、五十嵐さんと、赤池徹さんに加え、
創設メンバーでもあるバストロンボーンの遊佐徹さんが戻ってきました。
「練習も本番もできない、ライブの演奏も聞けないという状況の中、
自分たちの演奏を聞いてもらえる機会があって、出演者にとっても聞く側にとっても
ホントに良かった」と五十嵐さん。
今夜ご紹介したのはこちらの曲。
ハイドン/オラトリオ『天地創造』より「大いなる偉業が成し遂げられた」
リチャーズ/トロンボーンのための組曲
モリコーネ/ウエスタン(かつて西部へ)
アーミテージ/ファンタスティック・ゴスペル
シェーンベルク/レ・ミゼラブルメドレー
飯田信夫・いずみたく/ドリフ大爆笑メドレー
ハイドンの「大いなる偉業~」は宗教曲らしくスケールが大きくて、
リチャーズはオシャレで紳士的な感じで、どちらも好きな曲ですね。
「ウエスタン」は瀧内さんが、「~ゴスペル」は遊佐さんが、どうしてもやりたいと言った曲。
そして、「レ・ミゼラブルメドレー」。レミゼと言えば「民衆の歌」ですよね。
パリ市民と政府軍が戦う場面で歌われる劇中歌で、民衆の勇気や情熱を感じる曲ですが、
コロナ禍以降、ミュージカル俳優たちが歌う動画などをご覧になった方もいらっしゃるのでは?
「こういうご時世だからこそ、『コロナに負けるな!』という気持ちも込めて
最近のコンサートではいつも最後にこの曲を演奏しています」と瀧内さん。
さらに、「コンサートの最後になると口が疲れてきてうまく吹けないこともあるけど、
これは“音を出さなきゃ”じゃなく“勝手に出ちゃう”ってくらい、みんないい演奏だった」
前回の子アンパンコンサートは2020年2月22日だったんですが、
これが、コロナ禍直前のほぼ最後のコンサートだったんですよね。
多くの演奏会が延期や中止となり、音楽に触れる機会、形が変化した2020年を経て
こうしてまた子アンパンコンサートが開催され、番組でご紹介できるということに
時の流れとともに、なんだかbeforeコロナが懐かしく感じられ、
だからこそ、生の音楽にもっともっと触れたいな~!と強く思いました。
次回、第14回コンサートは
2022年2月26日(土)18:00~ いわきアリオス音楽小ホール の予定です。
4月22日の「音楽会の夕べ」も、皆さんに楽しんでいただける演奏会をご紹介いたします。
どうぞお楽しみに♪