今夜は、2月24日（土）に、いわきアリオス音楽小ホールで行われました
『弥平四郎アンパンヤブラスアンサンブルアカデミー
子アンパン（トロンボーン四重奏）　第10回記念コンサート』のもようをお送りしました。

スタジオのお客様は、子アンパンの瀧内紀彦さん　でした。

弥平四郎アンパンヤブラスアンサンブルアカデミー（YABEA）は、
1993年に、市内の金管楽器愛好家が集まって結成したアンサンブル団体です。
子アンパンは、YABEAのアンサンブルユニットのひとつで、
1998年から、トロンボーン四重奏として活動を続けています。

これまで、瀧内さんと、赤池 徹さん、五十嵐直弘さんの3人に、
サポートメンバーを加えた4人で四重奏をしてきましたが、
今回！いよいよ！正式メンバーが加わりました！！
バストロンボーンの渡邉詞音さんです。
渡邉さんはいわき出身で、現在、大学2年生。
「子アンパンやりたいですっ！」と、自ら申し出てくれたそうで、
「ありがたい！こんなオジサンたちの相手してくれるなんて・・・！」と瀧内さん(笑)
なんと、詞音くん、子アンパン結成当時はまだ生まれてなかったそう！

・・・詞音くん！若い！！(≧▽≦)
ともあれ、メンバー加入、おめでとうございます！

今回は、子アンパンとしてコンサートを開催して10回目となる記念の回。
・・・ですが、そんな気負いはなかったようで、
特別なことはせず、いつもどおりのコンサートとして開催しました。
「お客さんを喜ばせたいという気持ちは勿論あるけど、
まずは、自分たちが楽しくなきゃ！」というのが、子アンパンのスタンス。
自分たちがやりたい曲、楽しいと思える曲を演奏し、
お客様にも一緒に、それらを楽しんでいただきました。

第1部
篠崎卓美：コンサート・オーヴァーチュア
J.S.バッハ：フーガ ト短調 BWV.578
J.M.デュファイ：バッハ風に
高嶋圭子：組曲「ハナミズキの祈り」

第2部
A.リード：春の猟犬
G.ガーシュイン：誰かが私を見つめている
C.M.シェーンベルク：レ・ミゼラブル メドレー

今回は、いわき出身で読響バストロンボーン奏者の篠崎さんが子アンパンのために書いてくださった、オリジナル曲でスタートしました。

オープニングにふさわしい、爽やかな曲でステキでした～。

子アンパンコンサートでは毎回登場する、高嶋圭子さんの曲。
今回の曲は、東日本大震災で息子さんを亡くされた浅沼ミキ子さんが書いた絵本、
「ハナミズキのみち」を元に作曲された、4曲からなる組曲です。
「高嶋さんの曲は、独特のリズムやハーモニーがあって、
トロンボーンを本当に理解して書いているのが分かる。
この曲も、高嶋さんらしい曲だと思いました。」と瀧内さん。
現在、高校2年生で放送部に所属している、
佐藤一貴さんによる絵本の朗読付きでお聞きいただきました。
一貴くんの声、いい声でしたね～。お客様からも好評だったそうです。

ここ数年、吹奏楽曲をトロンボーン四重奏にアレンジして演奏していますが、
今回も瀧内さんが、リード作品を編曲しました。
「吹奏楽でも難しい曲をトロンボーン4本でやるってね～。」と、自分で苦笑いでしたが、
それでもやっちゃうところが、さすが子アンパン！ですよね～。

そして、忘れてはいけないのが、トロンボーン大合奏。
コンサート終了後に子アンパンメンバーと一緒にトロンボーンを演奏するこの企画、
事前に申し込んでくれたトロンボーン愛好家、およそ30名が参加しました。
演奏したのは、嵐の『ふるさと』と、
S.フェルヘルスト作曲『ア・ソング・フォー・ジャパン』の2曲。
常連の参加者が多いそうですが、中には吹奏楽を始めたばかりと思しき中高生も。
これを機に、さらにトロンボーンが好きになって、上達していってくれたら
嬉しいですよね。

次回のコンサートは、子アンパン結成20周年記念。
2019年2月23日（土）　18：00～（予定）　いわきアリオス音楽小ホールにて
今回、次回と、記念コンサートが続きますが、
気負わず力まず、子アンパンらしいコンサートを期待しています(^^)

さらに、子アンパンが実行委員を務める「いわきトロンボーンキャンプ」、
今年も開催の予定です。
2018年11月24日（土）と25日（日）の2日間　いわき海浜自然の家にて
詳細は決まり次第、Facebookなどでお知らせしますよ～。

4月26日の「音楽会の夕べ」は、
3月4日（日）に、いわき市文化センターで行われました
『福島県立湯本高等学校合唱部　第35回定期演奏会』の予定です。
どうぞお楽しみに♪