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今夜は、4月22日(日)に、アートスペースエリコーナで行われました
『エリコーナスプリングコンサート2018
中山小燿子ピアノリサイタル』のもようをお送りしました。
スタジオのお客様は、
ピアニストの中山小燿子さん、エリコーナ主宰の中川素直先生 でした。
今回のリサイタル、小燿子さんにとっていわきで2回目のリサイタルであり、
2017年8月にブルガリアで行われた
第4回ヴィクトル・メルジャーノフ国際ピアノコンクールにおいて
第2位を受賞したことを記念するものでもありました。
「小燿子さんの演奏を楽しみにしていたお客様が大勢いらしてくださって
入りきれないほどでした。」と素直先生。
小燿子さん自身は、
「久しぶりのリサイタルで準備も大変でした。
曲数も多いし、新しく弾く曲もあったので少し緊張しましたが、
お客様に温かく迎えてもらえて嬉しかったです。」とおっしゃっていました。
スカルラッティ:ソナタ ホ長調 L.23 / ハ長調 L.104
シューベルト:即興曲集 Op.142 D935
ショパン:練習曲 Op.25-No.7 / Op.25-No.1 / Op.10-No.12
バラード No.1 Op.23 / No.4 Op.52
シューベルトは、コンクールで演奏した曲です。
(もう1曲、スクリャービンの曲も演奏したそうです。)
第2位とともに、シューベルト賞、アニー・フィッシャー特別賞も受賞しました。
アニー・フィッシャーはハンガリーのピアニストで、
シューベルトなどの演奏で高く評価されています。
コンクールでは、小燿子さんの演奏が『アニー・フィッシャーを彷彿とさせる』として
この特別賞の受賞となりました。
世界的に評価されているピアニストになぞらえられるって、スゴイですよね!
素直先生も「品が良くて音楽的に素晴らしい。女性らしいシューベルトの演奏」
と絶賛でした。
他にも、フィギュアスケートの羽生結弦選手が使用したことで注目の
ショパンの「バラード第1番」も、繊細で柔らかな音色でとてもステキでした~。
素直先生はさらに、もうひとつの小燿子さんの良さについて、
「背筋が伸びて姿勢が良く、演奏している時の姿が美しい」ということを
挙げてくださいました。
姿勢が良いということは、見た目に美しいのは勿論、
カラダが安定し、しっかりと鍵盤を捉えることができるそうですね。
そうした意味でも大事なことだと教えていただきました。
前回、小燿子さんが出演してくださった時に話してくださった
小燿子さんの現在の先生である須田眞美子先生の言葉、
『ピアニストは人に見られるもの』を、あらためて思い出しました。
人に見られているという意識を常に持つことって、案外難しいと思うんですよね。
その難しいと思われることをしっかり体現してる小燿子さん、
とってもステキです!
5月31日の「音楽会の夕べ」は、
4月29日(日・祝)に、いわきアリオス大ホールで行われました
『いわきシンフォニックウインドアンサンブル 第36回定期演奏会』の予定です。
どうぞお楽しみに♪