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今夜は、5月2日(木・祝)に、いわきアリオス大ホールで行われました
『福島県立湯本高等学校吹奏楽部 第42回定期演奏会』のもようをお送りしました。
スタジオのお客様は、湯本高校吹奏楽部より、
3年、部長の猪狩愛心さん(Cl)、副部長の鈴木葵名さん(Sax)、矢吹 唯さん(Perc)、
2年、蛭田美那さん(Cl)、齋藤百伽さん(Perc)、顧問の小山田浩先生 でした。
湯高吹奏楽部には、4月18日に出演していただいたばかり。
3月に第41回演奏会を行った後、1ヶ月半ほどで今回の演奏会と、
大きなステージが続いたんですよね。皆さん、おつかれさまでした~。
そしてワタクシ、この日の演奏を会場で聞かせていただきました。
楽しかったです。お邪魔いたしました~(^^)
さて、『令和』初!となった、この第42回演奏会。
10連休の真っ只中にもかかわらず、たくさんのお客様が客席を埋めていて、
湯高の演奏を楽しんでいるようすが会場全体から感じられました。
ステージ上からもそんな雰囲気を感じとれたのか、猪狩さんは
「2回続けてやることに、成功するのかな?と不安がありましたが、
皆さんが楽しんでくださってるのが分かって、成功した!良かった!と思いました」
と話してくれました。
第1部は4曲。
エル・カミーノ・レアル(A.リード)
三つのジャポニズム コンポーザーズエディション(真島俊夫)
ラッキードラゴン~第五福竜丸の記憶~(福島弘和)
歌劇「イーゴリ公」よりポローヴェッツ人の踊り(だったん人の踊り)(A.ボロディン)
重めの曲、聞きごたえのある曲が並びましたが、
「ちゃんとした曲、ちゃんとした演奏を聞いてもらいたい、満足してもらいたい、と思って
曲を選びました」と小山田先生。
「ラッキードラゴン」は、1954年の第五福竜丸事件を題材に作られた曲です。
第五福竜丸がアメリカの水爆実験に遭遇し被爆した事実に基づいた曲の前半は、
とても緊迫感があり、悲壮感と不安感、憤りを感じさせる雰囲気がある一方、
終盤の明るくなる部分は、『福竜=ラッキードラゴン』が天に昇っていくイメージ。
平和への願いや鎮魂の思いを込めて作曲されています。
この事件を忘れないように、この悲劇を繰り返してはいけない、という
強いメッセージが伝わってきました。
第2部は『冒険』をテーマに8曲。
「令和」という新しい時代に、自分たちも新しいことに挑戦しよう!冒険してみよう!
という意味を込めたそう。
その1曲目は、ピアニスト渡邉貴紀さんをお迎えしての「ラプソディー・イン・ブルー」。
ピアニストとの共演も、皆さんにとっては新しい挑戦でしたね。
吹奏楽と共演する貴紀さんの「ラプソディー~」、やっぱりいいですね~!
音楽を全身で表現するかのような貴紀さんのピアノは相変わらずで、
(私が言うなって話ですが(^^;)さらに洗練されたというのか、すっごくステキでした!
冒頭の、猪狩さんのクラリネットソロもとても良かったですよ。
他にも、auのCMでおなじみの「やってみよう」では1年生がダンスを、
ディズニーの「小さな世界」では部員有志が合唱を披露し、
さらに、1年生は高校生になってひと月ほどで初めての演奏会出演ということになり、
さまざまな挑戦、冒険が見えた第2部でした。
ちなみに、冒険したいことある?と聞いてみたら、鈴木さんが「一人旅をしてみたい」と。
あぁ~~、いいね~~!私もしたい!(笑)
令和最初の演奏会ということで、気持ちも新たに気合いを込めて!の演奏会でしたね。
6月に入り、夏のコンクールに向けての練習もいよいよ熱が入る湯高吹奏楽部。
今年も全国大会目指して、さらには金賞目指して、頑張ってくれると思います。
応援してますね~(^^)
第43回定期演奏会は、2020年6月14日(日) いわきアリオス大ホールにて。
6月13日の「音楽会の夕べ」は、
5月12日(日)に、いわきアリオス大ホールで行われました
『第27回フラワーコンサート』の予定です。
どうぞお楽しみに♪