今夜は、5月25日（土）に、いわきアリオス大ホールで行われました
『福島県立磐城桜が丘高等学校吹奏楽部　第31回定期演奏会』のもようをお送りしました。

スタジオのお客様は、磐城桜が丘高校吹奏楽部より、
3年、部長の宇佐見涼華さん(Cl)、副部長の江口和輝くん(Perc)、
学生指揮者の本村喜大くん(Sax)、演奏会実行委員長の堀越真夢さん(Cl)、
演出長の大井川夏梨さん(Fl)、顧問の引間友美先生　でした。

桜が丘吹奏楽部が今回のテーマに掲げたのは、『夢－新たな私たちのスタート』。
部活をする上で今の自分たちの夢や目標は「コンクール東北大会出場」であり、
その夢の始まりが「定演の成功」と部員全員で話し合い、テーマに決めました。
また、今年1月から、医療創生大学音楽総監督の根本直人先生にご指導いただいていて、
新たな桜丘サウンドを作り上げようというところから、
『新たな私たちのスタート』というサブタイトルを付けたそう。
演奏会への意気込み、大会にかける思い、感じますね。

第1部クラシックステージは、4曲。

たなばた（酒井 格）
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より（P.マスカーニ／宍倉 晃）
「あんたがたどこさ」の主題による幻想曲（林 大地）
序曲「春の猟犬」（A.リード）

「カヴァレリア～」は、桜が丘の今年度コンクールの自由曲。
オペラ全曲の中から抜粋・編曲したもので、途中、合唱が挿入されているのが特長です。
7月14日のコンクールいわき支部大会でも合唱付きで演奏しました。
「演奏後にざわめきが起き、すぐに拍手がきました。ベストを尽くせました！」と江口くん。
大井川さんも「この3年間で一番濃い支部大会だったかも」とのこと。
さらに、涙する観客もいた(！)ということで、ホントにいい演奏ができたんですね～。
「カヴァレリア～」の間奏曲、私もとても好きな曲だし、すごく美しいですよね。
また、「春の猟犬」は、直人先生に指揮を振っていただきました。
明るく軽やかで春の訪れ感じさせる曲、ステキでした～。

第2部は学生企画ステージ。
昨年ドラマ化されたマンガ『今日から俺は！！』をモチーフに、
桜が丘オリジナルのパロディ・コメディ劇に仕上げました。

二人の不良が吹奏楽部員に一目惚れしたことから吹奏楽に出会い、
熱血顧問の坂本金六(？！)先生とともに、吹奏楽の楽しさや仲間の大切さ、
みんなと一つの「夢」へと向かう大切さを学んでいく・・・・・・
その名も『今日から俺は！吹奏楽部‼！』

衣装(制服)やカツラも用意してしっかり作り込んだ上に、動画も作っちゃいました。
予告編のようなこの動画がまた、よくできてるんですよ～。
私の推しは、山吹さくら役の橋本七美さん(3年、Euph)です！
（竹刀似合いすぎ！(笑)　でも、普段は竹刀とは全く真逆の子だそう(笑)）
ぜひ、桜が丘吹奏楽部の公式Twitterで見てみてください！
そして、スタジオには金六先生も登場！
『贈る言葉』を歌う気マンマンだったんですが・・・時間を作れませんでした(>_<)
ゴメンね、江口く・・・イヤイヤ、金六先生！(笑)

第3部ポップスステージは、6曲。
桜が丘恒例の「世代別メドレー」、今回は「UFO」「夏色」「愛唄」「アイデア」の4曲。
大井川さん、江口くんら演出係の4人が神永宰良先生による振付で踊り、
お客さんとハイタッチしながら会場内をグルリ！
出演者とお客さん一体となって、すごく盛り上がったそうですよ。

今回の演奏会も、部員たちが楽しんでることが伝わってきて、
聞いてるほうもどんどん楽しくなる、そんな演奏でしたね。
そして、いつも以上に自信をもってやってるのかな、という感じもしました。

さぁ、今年もコンクールシーズンがスタートしましたね！
最後に、部長の宇佐見さんに目標・抱負を伺いました。
「東北大会出場を目標に、支部大会の反省を生かしながら
全員が悔いなくベストを尽くせるよう、全力で練習を続けていきます！」
うんうん、ガンバレ～～！！

7月25日の「音楽会の夕べ」は、
6月9日（日）に、いわきアリオス大ホールで行われました
『吹奏楽団「凛」　創立15周年記念演奏会』の予定です。
どうぞお楽しみに♪