今夜は、6月30日（土）に、いわきアリオス中劇場で行われました
『いわきゴスペルフェスティバル2018』のもようをお送りしました。

スタジオのお客様は、いわきラブフィースト・ゴスペルクワイア(ラブフィー)より、
ピアノ＆アルトの黒田美和子さん、テナーの松澤哲也さん、佐藤栄彦さん、
ソプラノの佐藤耕子さん、渡邉とも子さん　でした。

7回目となったゴスフェス、今回も中劇場は満席！　ゴスペルは初めて、という方も含め、
出演者も観客も、たくさんの笑顔があふれるコンサートになりました。

出演したのは、東北、関東を中心に各地から集まった7つのクワイア。
ですが、様々なクワイアに所属しているメンバーが集まっているので、
「実際には数多くのクワイアが参加してくれているんですよ。」と黒田さん。

このフェスのために集まって結成している「East Japan Mass Choir」。
今年は、山形、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、東京、神奈川から集まった
およそ120名がオープニングに登場し、会場を一気に盛り上げました。

「登戸海賊団ユースクワイア」（東京・神奈川）
登戸海賊団はこれまで、託児担当としてフェスに来ていました。
名前のとおり、海賊の格好をしてキッズたちのお世話をする裏方さんだったんですが、
中高生や20代前半の若いメンバーが中心となってクワイアを結成、初出演してくれました。
「若さがはじけててスゴイ！」「ダンスもキレッキレでカッコ良かった！」とベタ褒め(^^)

「ラブフィーキッズクワイア」「ワークショップキッズクワイア」（いわき市・全国）
ラブフィーの中の、小学生以下のメンバーで組んだのが「ラブフィーキッズ」、
フェスの前に開催しているワークショップに参加した子どもたちで結成したのが
「ワークショップキッズ」です。
毎回、キッズたちの元気いっぱいの歌声には親ならずとも頬が緩みますね。

ＷＳに参加した大人たちは「ワークショップクワイア」。
ＷＳは、フェスの前に大人クラス3回、キッズクラス2回の計5回開催され、
毎回、全国から多くの人たちが参加しています。
フェス本番のステージにのれなくても、とにかく楽しいから！と
何度も参加してくれる方も少なくないようです。
即席メンバーとは思えない息の合った歌声、楽しい気持ちが伝わってきましたよ～。

また、講師を務めてくださっているのはゴスペル界で有名な錚々たる方たち。
東京から来てくださったお客様の中には、
「これだけの先生方が一堂に介するのは、東京でも見られない光景！」
とおっしゃった方もいたそう。これ、ホントすごいことですね！

「ラニーラッカー＆Men of Praise」（東京・全国）
NY出身、日本在住のラニーラッカーさん率いる男性ゴスペルクワイアです。
ラニーさんは日本のゴスペル文化を作り上げたとも言える方で、
ラブフィーの皆さんも敬愛するゴスペルシンガー・ディレクターの一人です。
そのラニーさんが結成し、指導するのが、Men of Praise。
男性のみのクワイアというのは結構珍しいそうで、
「迫力があってステキ！」と耕子さん。松澤さんも、
「同じ男性から見てもカッコ良かったですね～。」とのこと。
たしかに、低音のやわらかい響きで、ウットリ聞いちゃいました(^^)

そして、ラブフィー！
昨年9月には初の単独ライブを開催し、フェスをはじめ様々なイベントに出演して
その歌声を披露しています。
ライブを見て「聞くより歌わなきゃ！」とラブフィーに飛び込んだのが、佐藤さんご夫妻、
公民館での市民講座に参加し、こちらも「続けたい！歌わなきゃ！」と
メンバーになったのが、とも子さんです。
3人とも人前で歌う経験などこれまで一度もなかったそうですが、
「とにかく楽しい！」「満ち足りた気持ちになれる！」「やってよかった！」と
興奮気味に、熱く話しているのが印象的でした。もぉね、圧がスゴイ！(笑)

ところで、意外だったのは、皆さんの関係が案外あっさりしている、ということ。
週1の練習では、パッと集まって2時間ほど歌って、終わったらサァーーッと帰っていくそう。
楽しさの余韻で話し込んじゃったり、なんてこともあるのかな？と思ってましたが、
「皆で歌うだけで十分満足できるから、気持ちよく帰れる」んだそう。
意外、だけど、何てステキな関係なんでしょう(^^)

ラブフィーの歌声、これからもいろんな場所で聞けますよ～。
8月6日（水）　平七夕まつり　ラトブ会場にて
8月17日（日）　ワークショップ開催　アリオス中リハにて
講師は、ゴスペルシンガー・ディレクターの高橋 篤さんです！
皆さんも、『歌わなきゃ！』って気持ちになっちゃうかも？！

7月26日の「音楽会の夕べ」は、
7月1日（日）に、ラトブ6階・産業創造館企画展示ホールで行われました
『いわきビッグバンドジャズフェス2018』の予定です。
どうぞお楽しみに♪