今夜は、5月29日（日）に、いわきアリオス小劇場で行われました
『SUNRISE BIG BAND CONCERT 2016』のもようをお送りしました。

スタジオのお客様は、SUNRISE BIG BANDより、
山本 匠さん（Tb）、三浦 翔さん（B.Sax）、楠本ゆきこさん（T.Sax）　でした。

SUNRISE BIG BANDは、2008年9月に発足して今年8年目。
地域の様々なイベントに参加したり慰問演奏を行うなど、精力的に活動しています。
2010年に始まった定期コンサートも、今年で6回目となりました。
山本さんによると「お客さんの数は、年々増えてる気がします。」とのことで、
『THE JAZZ POLICE』『DOIN’ BASIE’S THING』『デキシーかぞえうた(YASABUROU BUSHI)』 『SPAIN』など、スタンダートや様々なアレンジのジャズ・ラテンナンバーで、
満員のお客様と盛り上がりました。

今回のサブタイトル（キャッチフレーズ）は、『Eighth Year Evolution！ Sunrise Big Band』。
結成8年目の末広がりの年に、
少しでも『Evolution』＝進化したい！との思いが込められています。
SUNRISEでは、ちょっと難易度の高い曲を演奏することが多く、しかも演奏曲数も多いことから、
（2時間のコンサートで、今回はアンコール含めて、19曲演奏しました！）
「練習を始めたばかりの頃は、コレほんとにやれるのかな？と不安でした。」と言う山本さん。
それでも、毎週の全体練習とパート練習の他、
本番前には小名浜市民会館を借り切って、夜遅くまで練習したことで、
本番最後までやれるスタミナがつき、難しいと思っていた曲も満足いく演奏になったと言います。
サブタイトルの『Evolution』、こういうところですでに感じられますよね。

さて、ゲストの中で一番お若い楠本さんは、
実はSUNRISE歴が最も長く、結成当初からのメンバー。
その時、高校生だったそう！
いわきのビッグバンドをネットで探していたところ、最初に出てきたのがSUNRISEだったそうで、
ドキドキしながら練習室に行くと、大人たち(笑)が
「いろいろ話しかけてかまってくれて、皆優しいな～、いい人だな～って思いました。」

一方、3人の中ではメンバー歴が最も浅いのが、昨年加入した三浦さん。
三浦さんは他のバンドで活動していましたが、
イベントなどで一緒になるたびに、SUNRISEは好きな感じの曲をやるな～と思っていたそう。
そんな時、SUNRISEのバンドマスター森田さんに
「一緒にやりませんか？」と声をかけられてメンバーに加わりました。
今は、元のバンドとSUNRISE、さらに他のバンドも掛け持ちしているそうです。
「どのバンドも選曲や雰囲気が違うので、どこでやってても楽しいんです。」

山本さんは、SUNRISE5年目。
山本さんも、三浦さんとともに他のバンドでも活動していますが、
SUNRISEを続けられるのは、「曲が難しいから。」
「難しい曲をうまくできるようになったら、自分の身に付く。
与えられた曲に対して、負けてられるか！という気持ちもあります。」

これ、深いですね～。
簡単だと、ラクだけどやりがいを感じないし、難しすぎてもやる前に諦めたくなっちゃう。
この、ちょっと『難しい』加減が絶妙なんでしょうね。
やりがいを感じて、やってて楽しくて達成感もあって・・・というところ、
SUNRISEらしい部分でもあり、聞いている側にも伝わるのかな、って思います。

SUNRISEではメンバーを募集しています。トランペット、ピアノ、大歓迎！
毎週日曜18：00～、アリオス別館で練習しています。
詳しくは、HPで。

さらに、今後の予定です。
9月11日(日)　いわきららミュウ遊覧船ターミナルにて「8周年記念コンサート」
9月18日(日)　小野町ショッピングプラザ・おのタウンコムコムにてコンサート
10月2日(日)　いわき街なかコンサート出演（予定）

7月14日の「音楽会の夕べ」は、
5月29日（日）にギャラリー木もれびで行われました
『ギャラリー木もれび　春のコンサート』の予定です。
どうぞお楽しみに♪