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今夜は、7月24日(水)に、いわきアリオス大ホールで行われました
『コンサート形式によるオペラ Cosi fan tutte』のもようをお送りしました。
スタジオのお客様は、
コンサート主催の鈴木幸江さん、テノールの山際隼人さん でした。
『敷居が高い』『難しそう』というイメージのあるオペラが身近に感じられる
「コンサート形式によるオペラ」。
昨年のコンサートの中で幸江先生は、
「毎回少しずつ構成要素を増やして、いつか完成されたオペラにしたい」
とご挨拶されていましたが、今回は衣装をそろえ、前回よりも舞台装置を増やし、
さらにチェンバロも加えました。
また前回同様、場面ごとの日本語解説も付け、
一歩、本場の雰囲気に近づき、且つ、分かりやすく親しみやすい舞台となりました。
今回の演目は、1790年初演、モーツァルト作曲の「コジ・ファン・トゥッテ」です。
ドラベッラの恋人で青年士官フェランド役は、山際さん。
フィオルディリージの恋人のグリエルモ役に、バリトンの品田広希さん。
姉妹の姉、フィオルディリージ役に、ソプラノの畔栁幸代さん、
姉妹の妹、ドラベッラ役に、ソプラノの又吉優香さん、
老哲学者ドン・アルフォンソ役は、バスの久保田真澄さん、
哲学者に協力する姉妹の女中デスピーナ役は、ソプラノの高橋薫子さん。
そして、ピアノはもうすっかりお馴染み、フランチェスカ・バイグィーニさん、
チェンバロは、津山博子さんでした。
品田さんは現在、ミラノに留学中で、今回の公演のために帰ってきてくださったそう。
高橋さんは幸江先生の後輩にあたり、多数のオペラなどに出演し高い評価を得ています。
又吉さんは今回も、役を演じながら日本語解説を担当してくださいました。
又吉さんのナレーション、「癒される~!」と評判だそう。(分かる~!)
出演者は全員、イタリアでことばと音楽を学んだ方々。
そこにフランチェスカさんと、津山さんのチェンバロの音が加わり、
さらに、実は幸江先生のイタリア人の旦那さまと息子さんたちが
イスを運んだりドア係をしていた、ということもあって、
「ここはイタリアかしらっ?!」と思う場面もあったそうですよ。
そしてこの物語、山際さんと品田さん演じる2人の士官が
お互いの恋人を口説き落とせるか?!という賭けに始まり、
ドン・アルフォンソの
「女とはみんなこういうものだ=Cosi fan tutte」というセリフとともに、
最後はすべてま~るくおさまって、めでたしめでたし。
幸江先生の「笑って、楽しかったねと言って帰ってもらいたい」という言葉通り、
皆さん、笑顔で会場を後にされたようですよ。
ところで、打ち合わせの時から番組が終わった後まで、
『トゥッテ』の「ウ」を中心にイタリア語の母音の発音をマネしてみてたんです。
幸江先生や山際さんの発音を聞いても、
「それ、どこから声出してるんですか?!」という感じ・・・(^^;
途中、山際さんに「今のは『ウ』ですか?『オ』ですか??」と聞かれ、
「『オ』です!」→「・・・うん、違います」とバッサリ(笑)
それでも最後のほうは「少し良くなったと思いますよ」と幸江先生に言っていただき、
山際さんにも小さくうなずいていただきました!
大人のお気遣いと分かっていても、ここは素直に受け取ります!やったぁ~~!(^O^)/
9月5日の「音楽会の夕べ」は、
7月20日(日)に、いわき市文化センター大ホールで行われました
『福島県立磐城桜が丘高等学校合唱部 第42回定期演奏会』の予定です。
どうぞお楽しみに♪