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写真で綴る震災レポート

2011.05.31 
苦難を乗り越えて!小学生によるミュージカル

綴小学校6年生ミュージカル披露

学校の教育活動にもさまざまな制限が加わることになった東日本大震災。
綴小学校でも様々な行事が中止や延期となった。意気消沈気味の児童たちだったが、教室のみんなで話し合い「自分たちだけが辛い思いをしているわけではない。」「避難者を勇気づけるために何かしよう。」と避難所を訪れることを決めた。
児童は話し合いの結果、第二次世界大戦中のオーストリアを舞台とした、歌を歌って希望の光を見い出していく家族の姿を描いたミュージカル「サウンドオブミュージック」を避難所で上演することに決めた。
少しでも避難所で生活されている方に元気を届けようと5月上旬より、南相馬市から転校してきた児童を加え、時間の許す限り懸命に練習をしてきた。
そしてこの日、避難所となっている平体育館を訪れた児童たちは緊張の面持ちでミュージカルに臨んだ。

– 避難所 平体育館 – 5/31 9:30ごろ –

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本番前、避難所の方へパンフレットを持って直接呼びかける児童。

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「一生懸命練習したので観てください」と声をかける児童。

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笑顔や声を出して笑いながら乗り切っていこう!

綴小学校6年生13人は、体をいっぱいに使って歌や踊りを披露、避難所となっている平体育館は児童たちの声で響き渡った。終盤には自分たちで考えたオリジナルのセリフとして「皆さんで協力して新しい いわき市をつくっていこう」と呼びかけた。南相馬市から転校してきた馬上楓花さんは、離れ離れになった友人へ元気で過ごしていることを呼びかけた。避難所は久しぶりの明るい雰囲気に包まれ、涙を流しながら大きな拍手を送る姿も見られた。
上演後、児童たちは避難所の方々と一緒にコマ回しやトランプ、オセロなど昔ながらの遊びで交流を深めた。子供たちの元気な姿に避難者は心安らぐひとときを過ごしていた。

尚、この模様は、
FMいわきの東日本大震災復興特別番組「越えて行こう、明日へ」で放送予定。
月-金 9:30-10:15
月-金 20:00-20:45 (再放送)
放送日の翌朝6:00-6:45(再放送)

★放送日が決定しました。6月16日(木)です。★

– 避難所 平体育館 – 5/31 10:00ごろ –

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6年担任の本田先生を囲むように本番前の打ち合わせ。

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上演終了後、避難所の方とゲームをする児童たち。

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