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全国高等学校野球選手権福島大会は、3回戦。郡山市の開成山野球場は、いわき光洋高校対福島商業の試合が行われた。
初回に1点を先制されたいわき光洋は8番木下のタイムリーで追い付き、8回裏、2アウト1、2塁から3番泉谷がレフトを越える2ベースヒットで勝ち越し3対1で勝利、4回戦に駒を進めた。
試合後、いわき光洋高校の郷家監督は、「接戦は予想していた。これから先は1点を争う試合ばかりになる。うちは、4回戦が今までの最高。次を勝てば、光洋の新しい歴史を創れることになる。(次の相手の)学法石川は強豪だが、何とか勝って、準決勝で聖光学院と対戦したい。まだまだバントミスが多いので修正して望みたい」。と、既に次の試合の気持ちを切り替えていた。いわき光洋旋風は、いわき市民の夢を乗せて、まだまだ続きそうだ。
同点のタイムリーを放った木下。
1,2回戦に引き続き好投を見せた遠藤。
決勝の2ベースを放つ泉谷。
勝利に沸く父兄たち。