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日独交流150周年の記念行事出席のため来日しているドイツのクリスティアン・ウルフ大統領はこの日、楢葉町と広野町の仮設住宅を訪問した。中央台高久の仮設住宅では両町長が住民と一緒に大統領を出迎えた。その後、避難住民仮設住宅集会所で住民らと懇談した。
中央台南小学校で授業を受ける広野小学校のすずきけいた君。
大統領直筆入りの絵本をプレゼントされた。
仮設住宅を訪問した後、ウルフ大統領は津波で甚大な被害を受けた豊間地区を視察した。地元の住民や子供に声をかけ被災地の現状を理解した。
最後に、アクアマリンふくしまで行われた被災者へ励ます意味を込めたドイツ人奏者によるコンサートに出席したウルフ大統領。鑑賞する前の挨拶で、大統領は「ドイツで想像していたよりも現場は悲惨だった。復興のためにどれだけ地元の方々が努力したかが判り、深く感動しました。1日でも早い復興を願います。また、ドイツはこれからも出来る限り支援していきます」。と語り、それを受け佐藤福島県知事は「福島は津波・地震・原発・風評と、4つの被害が出ています。ドイツやヨーロッパ各国に戻った折、地元の皆さんにご伝導頂ければ幸いです。」と返答した。
演奏を鑑賞する佐藤知事、アクアマリン安部館長、渡辺市長ら。