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ラジピタリティ EVENING

2020.01.29 by 古川佳治
1月29日(水)冬の星空を見上げたら・・・。

冬の星空・・・。

1月ももうすぐ終わりですね。この時期、夜空を見上げると、夕方東の空には冬を代表する「オリオン座」が昇ってきます。あの「三ツ星」があまりにも有名で、あまたの星々の中でもすぐ見つけられますね。そのオリオン座より少し早く昇るのが「おうし座」。オリオンが大きな角の牡牛に向かっていく姿を見ることができます。オリオン座の左上には「ふたご座」さらに左下には、春の代表的な星座である「しし座」も昇ってきます。昔の人たちは、星々の点を線で結び、それに「星座」として物語を描いて今に伝わるのは、先人の大きな知恵の賜物でしょう。

それら星座の合間を縫うように、地球の兄弟星である「金星」「火星」「木星」「土星」などが、まさに星座の間を惑うように動いています。一晩で大きく移動することはありませんが、何日か、さらに何年か過ぎると、違った位置で見えるのも、これらが「まどう星」=「惑星」と呼ばれる所以ですね。

その中で、地球をおよそ1か月で廻る月は、毎日の満ち欠けでいろんな表情を見せてくれます。夕方の西の空に赤い夕陽のあとに輝きを増す細い三日月、その後の「上弦の月」から「満月」となり、次第に「下弦の月」から、明け方東の空に昇る「有明の月」まで、毎日表情を変えながら、地球に住む私たちを魅了してくれます。

そんな夜空ですが、凍てつく冬の夜はひときわ輝きを増す星々を眺めることができます。夏より冬のほうがきれいな星空を見ることができるのは、水分の少ない乾いた空気の中で見たほうがきれいに見えるからだそうです。

皆さんは、どんなところで星空を眺めますか?いわきでは、街中の喧騒を離れると、街明かりの影響がほとんどないところで見る星は、それはまさに「宝石」のようですね。よく見る星空、そこで見る星座や月のようす、はたまた、いわき市内やその他で知っている、あなたのおすすめな「星空スポット」、あなたの星座、それにまつわる星座を見つけることはできますか?星々を眺めて、どんな「思い」に耽るのでしょうか?さらに、時折サッと通り過ぎる「流れ星」にも願いを込めてみては・・・?

今年の冬は晴れて乾燥した空気の日が少なく、ぐずついた雨の日や、春の霞のような空もあり、星空への期待がなかなか得られません。でも、曇りや雨・雪の日だって、ちょっと目をつぶって満天の星空を「想像」してみてはいかがでしょうか?

そんな、皆さんがよく目にする星座、惑星、月、それらを写真に収めるのもよし。冬の星空にまつわるお話、お待ちしております!

メッセージは、こちらから☆☆

 

星空を眺める前に・・・。

冬の夕方、日の入りがまだ早い時間ですが、海辺で星空を眺めようと、薄磯海岸から塩屋埼灯台付近をウォーキング。暖冬とはいえ、冷たい風が吹く海辺をスマホ片手に撮影がてら歩いて体が温まったところで辺りはすっかり真っ暗に・・・。南東方向の海から昇ってきたのは、やはり「オリオン座」。最近のニュースでもありましたが、三ツ星の左上に位置する「ベテルギウス」が明るさを失っているのに気が付きます。(スマホにつき星の画像は撮れませんでした・・・あしからず)

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