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市民レポーターわがまち発信隊

2016.12.09 
夏もいる・・・鮫川の白鳥・・・1羽だと思っていたら2羽いた(by錦町のたっく)

1209たっく

何年か前から鮫川下流には夏でも1羽の白鳥がいるようになりました。(写真後方の鳥)
羽を傷めて渡りが出来なくなっているのでしょうか。

鮫川河川敷・パークゴルフ場付近には人工の入り江がありますが白鳥はその付近でよく見られます。
また、この白鳥にパンやスナック菓子などをプレゼントする方たちも少なからず見かけます。
見ていると白鳥はスナック菓子は食べるのですがパンの耳は食べないで水の中に落ちるままにしています。

また、最近では分け前に預かろうとたくさんの?が白鳥の周辺に寄って来るようになりました。
白鳥の食生活が、或いは生態系への影響が、さらに最近では鳥インフルエンザが気になるところですが・・・。

何ヶ月か前この白鳥の首に釣り糸が巻きついてしまい、
心配した方の連絡で「いわき地方振興局県民部県民生活課鳥獣保護担当」の方が
白鳥を保護しアクアマリンの獣医さんのところへ連れて行かれたそうです。

釣り糸はすぐに外れたそうなのですが白鳥があまりに元気で逃げ出そうとしたため
やっとのことでつかまえ、元いた所に戻したそうです。

この白鳥が入り江にいた時、その姿をよく見ようと
2人の婦人と散歩ひもをつけられた2匹の小型犬が川辺に寄って行きました。

白鳥は岸辺から離れて行くかと思いきや どんどん岸辺に寄って来て 岸に上がると
犬たちに近づきその長い首を伸ばしくちばしでつつこうとしたのです。
2匹の犬はどちらも体を低くかがめ後じさる様子が観察されました。

もう一つ驚いたことに1羽だけだと思っていた白鳥が2羽いることがわかりました。

熱心な白鳥ウォッチャーの方によりますと、
これまで2羽は鮫川と植田町を流れる渋川にそれぞれ暮らしていたのだそうですが、
最近では寄り添って泳いでいます。
くちばしの上部が突起しているほうが雄、そうでないほうが雌ということですが
どうやらこの2羽はつがいのようです。

一方この地点の少し上流には、沼部という白鳥の飛来地があり、すでに白鳥たちが渡って来ています。
しかし、その鳥たちとこの2羽が合流する様子は今のところ見られず、相変わらず河川敷近くにいます。

白鳥たちは来年の春になってもやはりこの川にいるのでしょうか。
気になるところです。

(by錦町のたっく)