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6月8日に、湯本の金刀比羅神社で 湯立神事(くがたちしんじ)が行われました。
(※memo:長年受け継がれている神事で、大釜に湯を沸かし、神職が笹の葉を以て湯をかき交ぜ、周囲にしぶきを散らす。そのしぶきにあたり、更には笹の葉を持ち帰り家にまつることにより、厄難から逃れられると信じられています。)
今年も 湯立神事、並びに、東日本大震災復興祈願祭が行われ、多くの参列者が訪れました。
降神の儀で、斎主による神聖な声と、雅楽で用いられる笙(しょう)の生の和の音…が響き渡り、神聖な空気に包まれて神事は始まり、大祓の詞を全員で唱え、釜の神事…昇神の儀…を終えて、参列者は、湯がかれた笹の葉とお箸などをいただいて、帰って行きました。
当日は、雨が止まなくても神事は行うとのことでしたが、無事に湯立神事が終わり人の姿がなくなった頃に、ザーッと雨が降ってきました。…まさに神がかったタイミングで頷けました…。
その後、直会(なおらい)があり、太神楽師・鏡味仙三さんの余興を見ながら、美味しいお食事をいただきました。
(by ひなた)