写真は錦町にあるホンダのモータープールから撮ったものです。
（特別に許可をいただいて撮ったもので通常は敷地に入れないとのことです）

３メートル近くある塀から花が顔を出しています。４メートル以上はあるでしょうか。
花の直径は大きいもので２０センチメートル近くあります。

花の少なくなるこの時期にひときわ華やかに咲き誇っています。

この植物はコウテイダリアというそうで近年あちこちで見かけるようになりました。

こちらのお宅の方にうかがったところ、

「花は寒さに弱いので冬越しができず枯れてしまうことが多いのですが、
うちのは場所がいいのか消えてしまうこともなく植えてから今年で３年目になります。
最初は１本だったのが２年目で２本となり今年は３本に増えました。
１年ごとに茎が枯れ暖かくなると根本から新しい芽が出てこの高さまで育ちます」

とのことです。

ですがこのように冬越しさせることのできるお宅はまれなようです。

育て方についてもう１軒のお宅でうかがったところ

「コウテイダリヤは霜や寒さですぐに枯れてしまいます。
次の年に楽しむためには寒さで枯れてしまう前にダリヤの茎を竹のような節を残して短く切ります。
その部分を室内などの暖かい場所で
節が浸るくらいの水をはった発泡スチロールの中に入れこまめに水を替えます。
そうすると節の部分から根が出、やがて芽も出てきます。
春になったらそれを土の中に戻します」

ということで、こちらの写真はそのようにして育てるのに成功した１つ目の写真のダリヤの子どもだそうです。

写真は２階部分に咲いているもので２階からよい花見ができそうです。

まだまだたくさんのつぼみを持っているので今後さらに華やかさを増しそうですが、
錦町にはそのような花があちこちに見られ もうしばらくの間花見が楽しめそうです。

（ｂｙ錦町のたっく）