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市民レポーターわがまち発信隊

2021.04.10 
4月10日(土)田んぼの中のビニールハウスの洋菓子屋さん「野らぼう」(by.たっく)

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【写真左】野らぼう入り口の目印になる「kubota」の看板・
店の開店は左手の橋のたもとに見える赤いのぼりが目印
【写真右】ビニールハウスが野らぼうの店舗

いわき市南部県道56号線ぞいにある田んぼの中の洋菓子屋さん「野らぼう」は、
周りの景色にとけこんでいるため場所がちょっとわかりにくく、
たどり着けない方が多いようです。(経路については最後にお伝えします)

今回は個性派洋菓子店・「野らぼう」について
この店のパティシエ小川慶子(おがわけいこ)さん
にお話を伺いました。

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左上から時計回りに
親豚と子豚のクッキー・人気のプリン・新鮮野菜も・風味豊かなビスコットなど


=野らぼうとはどういう意味ですか、どうして野らぼうという店名にしたのですか

野らぼうは、農作業の時にかぶる帽子です。
(ゴルフのキャディーさんがかぶっている帽子と言えばお分かりになるでしょうか)

うちの姪が小さかったころ、母親である私の姉とよくままごとをしていたんです。
野草を摘んでお皿に盛ったりきれいななジュースをこしらえたりしていました。
2人はそのままごとの店に「野らぼうカフェ」という名前をつけていたんです。
『すてきだなあ』とずっと思っていました。
店を開く時あの名前をぜひ使いたくて「野らぼう」にしました。

=店はいつから始まったのですか

2010年10月13日に始めました。
今年で11年目ですが、大震災の時は
2か月ほど休みました。

=何人でお店をやっていますか

私の父である小川勇勝(たけかつ・この店の代表です)と
母孝子の三人で
やっています。

=どうしてビニールハウスなのですか

店を始めたころ道の駅が流行っていて、道の駅のような感じでお店をしようと
学校の運動会で使うようなテントを張ってやっていました。
そのころこの店は週2日開店だったのですが、
どんどん寒くなっていって
屋根だけのテントは耐えられなくなりました。
それで父がビニールハウスを建ててくれたんです。
お客さんには、コンビニに行くような感覚で
気軽に立ち寄っていただけたらと
思っています。

=おすすめは何ですか

プリンです。プリンはよく売れます。


話している間もお客さんがどんどん来ます。

「やあ、今日はやっとプリンを買えました」

若い男性がうれしそうにおっしゃっていました。

この店にはほかにもいろいろなお菓子があります。
どのお菓子も風味がよくしっかりとした味わいです。
また野菜も売られています。

お店のちらしを下にご紹介します。
ここにはありませんが、ガトーショコラ等もおすすめです。

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野らぼうへの行き方
【湯本方面から】

県道56号線を植田方面に向かって走る。
ヘレナリゾートいわき・ヘレナストロベリーランドを右手に見て
現在小名浜道路が建設されている所の数百メートル手前に
この記事最初の写真に写っている緑色の大きなkubotaの看板。
そこで右折。
細い道をまっすぐ進むと右手に家が左手に野らぼうの店舗が見える。

【勿来方面から】
県道56号線を植田方面から渡辺方面に向かって走り
小名浜道路の工事現場を通過、数百メートル走ると左手に
この記事最初の写真に写っている緑色の大きなkubotaの看板。
ここで左折。
細い道をまっすぐ進む。
駐車場は、野らぼうのわきや右手の民家の前になります。

野らぼうへ向かう最後の道は細く周辺は田んぼなので慎重な運転を。
小動物等に気を付けてくださいとのことです。

なお、少しでも広い道を…という方は
kubotaの看板からヘレナよりに数百メートル
のところに消防車の車庫があり、
この近くの道路から入ると「野らぼう」の
裏側に行けます。
『野らぼう』の裏側には目印ののぼりが立っています

(by.たっく)

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