自由と放任の一線

幼稚園や保育園では、皆さんご存知かと思いますが、
色々な特色を打ち出してお子さまの保育を行っています。

例えば、体操、英語、絵画、リトミックなどが人気ですね。
それらは、ある設定を元にしてお子さまを動かしています。これを設定保育と言っています。

このような保育の他に、自由保育を推奨しているところが増えて来ました。
自由と言っても、ただ好き勝手にさせている訳ではありません。
そこには、あるルールがあります。

例えば、保育室には机がありますが、鬼ごっこをしている時に、机の上に上がっていたり、
お友達を叩いたり、お友達を見下すような言葉を投げかけたりする事はいけない事だと教えます。

自由に遊びを自ら見つけながら遊び、
人として最低限のマナーを守るというこの一線を判断していく力を養います。

小さいうちから判断力を養って行く中で、自律心を育てるという事を理解していきましょう。

10月1日、来年度の入園児募集が始まります。
お父さんお母さんにとって、お子さまがどんな園生活を過ごして行くのか不安もあるかと思いますが、
お子さまが一番楽しんでイキイキと過ごし、自立していく道をしっかり選んで頂きたいと思います。

（by.西川ゆう）