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写真は常磐線勿来駅近く 国道6号線沿いにある「名古曽」のご主人・鈴木太一さんと店内の様子です。
「名古曽」の店内に入ると品物の多さに驚かされます。
上は店内の写真ですが床から天井までたくさんの骨董、古民具があり、歩くのがやっとです。
ガラス器・古伊万里・染め付けの食器類を中心に、火鉢やかご
時代があるもの、比較的近年のものなど バラエティーに富んでいます。
じっくり見たら1日かかりそうです。
そして、びっくりするようなお宝が見つかったりしそうです。
この店のご主人・鈴木太一さんにお話を伺いました。
この店の特徴、人気の商品などどのようなものですか?
骨董全般を扱っています。
特に陶磁器に力を入れています。
お客さんの要望でガラス、古民具、古銭なども扱っています。
陶磁器は染め付け、藍九谷、古伊万里・柿右衛門様式などです。
明治から昭和にかけての日常的に使える身近な器が多いです。
この店の特徴はどのような点ですか?
骨董というと値札がついていない場合が多いのですが、うちはすべて値札がついています。
値段が明快ということです。
店はいつから始めましたか?
平成21年からです
どの様なお気持ちで店を続けておられますか?
私はもともと骨董屋ではなかったのですが、趣味が高じて骨董屋を始めました。
陶磁器が好きで 色々集めていて、それが35年ぐらいになりました。
食器など大事に扱えばずっと使える。
10年でも100年でもです。
物を大事にしていきたいです。
写真は今回取材させていただいた名古曽の店内に置かれていたなこそ焼きです。
まず「なこそ焼き」と表現するのに なこそにはどの字をあてがったらよいのか…
そこから迷います。(それでひらがなにさせていただいています)
江戸時代に勿来で焼かれていて今は作られていないらしい。
どうやら地元の藩の御用窯であったらしい。
相馬で焼かれたこともあったらしい…など諸説あります。
あちこちで骨董屋さんに聞いてもどうも話が1つにまとまりません。
釉薬でしょうか。
肌にびっしりと小さな水玉のようなつぶつぶがついているのがこちらの店のものです。
私がかつて見た「なこそ焼き」は、地割れのような大きなヒビが容器全体をおおっているものでした。
果たしてそれが本当のなこそ焼きだったのかさえ確信が持てません。
名古曽の店内には、地元・勿来で見つかった陶片も(写真左下)共に展示してあります。
今まで集めた「なこそ焼き」情報の中で1番確かなもののように思います。
私はこのなこそ焼きについて知りたくて、
20年以上も折にふれて調べていますが実態は未だに謎のままです。
少しでも情報が集まったらお知らせしたいと思います。
【名古曽】
住所:いわき市勿来町四沢清水31-3
電話:0246-65-5457
営業時間: 午前11時から午後4時半まで
定休日:不定休
(by.たっく)