今夜は、9月9日（日）に、勿来市民会館大ホールで行われました
『ITO MUSIC SCHOOL 20th ピアノコンサート』のもようをお送りしました。

スタジオのお客様は、
小学5年の原田恭佑くん、小学6年の赤津虎次郎くん、
中学1年の小山田來未さん、高校2年の宮澤美涼さん、
伊藤邦子先生　でした。

スタジオの外には今回も、子どもたちのご家族が！
ニコニコ笑顔で見守ってくださっていましたよ。

2年に1度開かれているこのコンサート。
今回は、20回目の節目のコンサートということで、
ハート型や大きな音符型のバルーンにアレンジしたお花、曲に合わせた照明などで
いつも以上に趣向を凝らした、夢のあるステージになりました。

出演したのは、3歳から大人の生徒さんまで、総勢42名。
ソロ演奏は勿論、アンサンブルではお母さんやおばあちゃんと連弾したり、
習いたてでまだピアノの弾けない小さい子などはダンスで参加したりと、
みんなが特別な時間を楽しみました。

小学3年生からピアノを習い始め、今回が初めての発表会という恭佑くん。
ソロ演奏した、バダジェフスカの「乙女の祈り」は、
「お母さんが好きな曲なので、その思いを受けて弾いてみようと思った」とのこと。
それを聞いたお母さんは、「嬉しかったです」と喜んでいました。
また、担任の先生や校長先生も聞きに来てくれたそう。
学校でのようすとは違う姿に、先生たちも驚いていたとか(^^)
恭佑くんの次の目標は、「ショパンの『革命』を弾けるようになること！」
「むずかしい曲なので、どんどん練習します！」とも話してくれましたよ。

虎次郎くんが演奏したのは、以前、お兄ちゃんも弾いた
ベートーヴェンの「ソナタ『悲愴』」の第2楽章。
「ちょっとまちがったところもあった」と本人は話していましたが、
お父さんによると、「堂々として落ち着いてました」とのこと。
当日は、東京からおじいちゃんおばあちゃんが聞きに来てくれたそうで、
来てくれただけでも嬉しいのに、「『上手だったよ』とほめてもらえた」と、
さらに嬉しそうにしていました。

しっかりハキハキと受け答えしてくれた來未さんですが、
コンサート本番は「緊張しかなかった・・・」そう。
ソロ演奏に選んだのは、好きな映画の主題歌など3曲のメドレー。
当日の音源を聞きながら、「結構うまく弾けてる」と、ホッとしたようすでした。
また、同級生の安島里帆さんとアンサンブルを演奏した來未さん。
里帆さんは幼稚園からの仲良しの友達ということもあり、
「安心して弾けました」と、こちらは楽しめたようです(^^)

美涼さんは、オープニングで伊藤先生とアンサンブルを披露、
ソロではベートーヴェンの「ソナタ『月光』」第3楽章を演奏した他、
会場アナウンスをしたり、子どもたちを誘導したり、
ダンスステージでは、來未さんとともに歌まで歌っちゃう、などなど大活躍！
伊藤先生も頼りにする生徒さん、という感じですね。
笑顔が可愛くておっとりした雰囲気もありますが、実は伊藤先生から
「もっと優しく弾きなさい」と言われる(！)くらい、力強い演奏が得意なんだとか。
「人を惹きつけるような演奏をしたい」という美涼さん、
次は、今以上に魅力的な演奏を聞かせてくれるかな？(^^)

毎回、生徒のため、聞きに来てくれる人たちのためを思って、
ステキなステージを用意している伊藤先生。
2年に1度のコンサートゆえ、2年後にちょうど受験や就職などにあたる生徒さんもいるんですが、
「一人でも多くの生徒さんが次回も参加できて、音楽を通じて感動を共有できたら幸せです」
と、伊藤先生はおっしゃっていました。

また、この番組で紹介されることを楽しみにしている生徒さんもいるとか。
嬉しいお話ですね～。2年後、また番組でご紹介させてくださいね。

10月18日の「音楽会の夕べ」は、
9月12日（水）に、いわきアリオス大ホールで行われました
『平成30年度　四倉・久之浜、小川・川前方部　小学校連合音楽祭』の予定です。
どうぞお楽しみに♪