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音楽会の夕べ

2021.10.14 by 永井貴子
10月14日(木)いわき市吹奏楽セレブレーションコンサート2018

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今夜は過去にご紹介したコンサートをお届けしました。
2018年9月17日(月)に、いわきアリオス大ホールで行われました
『いわき市吹奏楽セレブレーションコンサート2018』でした。

お電話でお話を伺ったのは、湯本高校吹奏楽部OBの
新妻なつみさん、紺野駿人さん、稲本響樹さん でした。

セレブレーションコンサートは、
吹奏楽コンクール東北大会にいわき地区から出場した学校による演奏会。
いわきから離れた場所で開催される東北大会での児童・生徒たちの活躍を
地元の方々に聞いてもらいたい、という吹奏楽関係の先生方の思いから始まりました。

2018年度は、小中高合わせて9校が東北大会に出場、
東北大会金賞、さらに全国大会、東日本大会に出場するなど大活躍の年でした。

今夜ご紹介したのはその9校の演奏と、各校最上級生の合同演奏でした。
リンダリンダ(植田小学校吹奏楽部)
め組のひと(湯本第一小学校吹奏楽部)
線路は続くよどこまでも(錦中学校吹奏楽部)
マーチ・ワンダフル・ヴォヤージュ(湯本第一中学校吹奏楽部)
美女と野獣(植田中学校吹奏楽部)
アフリカの儀式と歌、宗教的典礼(いわき総合高校吹奏楽部)
主よ、人の望みの喜びよ(平商業高校吹奏楽部)
交響曲第3番より(湯本高校吹奏楽部)
歌劇「ばらの騎士」より(磐城高校吹奏楽部)
故郷(合同演奏)

電話出演してくれた3人は湯高吹奏楽部員としてこの時のセレコンに出演していました。
新妻さんは当時3年生。
「東北大会と全国大会の間だったので、すごくいい状態で演奏できたコンサート」
とセレコンを振り返ってくれました。
現在は看護大学3年生として実習の真っ只中。
楽団には入っていませんが、時間を見つけて楽器(Hr)を吹いているそう。

紺野さんはセレコンについて
「福島県代表、東北代表のプライとを背負っているという気持ちだった」とのこと。
その後の全国大会も「その時にしかできない一期一会の演奏ができた」と話していました。
紺野さんは東京藝大2年生。将来は「オーケストラでTbプレイヤーとして活動したい」そう。
紺野さんと同じように音楽を志す後輩たちへ、メッセージもいただきましたよ。
「音楽で食べていくのはとても大変で難しいことだけど、本当にそれを目指すなら
その意志と覚悟をもって進んでほしい」

そして、当時部長で、現在は特別支援学級の教員を目指す大学生の稲本さん。
事前の打ち合わせではセレコンのことは
「全く記憶にないです!」と潔いまでにスパッ!と答えてくれました(笑)が、
吹奏楽部で過ごした時間は「今でも戻りたいと思うくらい大切な3年間だった」とのこと。
今も一般団体や大学のサークル、さらに東北ユースオーケストラのメンバーとしても
Tbを続けているそうです。

今年度のコンクール全国大会は、
中学校・高等学校の部が10月23日と24日に名古屋国際会議場で行われ、
いわきからは湯本高校と磐城高校が出場します。
新妻さんと稲本さんはそれぞれ、
「今までの成果を出し切る、支えてくださった方への感謝を届ける気持ちでがんばって!」
「全国大会は特別な舞台、誰でも行けるところではない。一生に一度と思って楽しんでほしい」
と応援メッセージを寄せてくれました。

福島県代表として東北大会に出場した学校は今年も複数ありました。
それはつまり、セレコンはまだまだ途切れることなく続く!ということ。
困難な中でも音楽を楽しむ皆さんを、これからも応援しています!

 

10月21日の「音楽界の夕べ」も、皆さんに楽しんでいただける演奏会をご紹介します。
どうぞお楽しみに♪

音楽会の夕べ
木曜日 19:00-20:00 (再放送)23:00-24:00

毎週木曜日19時はラジオの前でコンサート!市内の音楽団体をゲストに迎え、コンサートの模様を臨場感たっぷりにお届けします。三度の飯より音楽好きの永井貴子が贅沢なひとときをナビゲートします。
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