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今夜は、10月14日(水)に、いわきアリオス小劇場で行われました
『プロコフィエフ入門-ピアニスト・長瀬賢弘と巡るセルゲイ・プロコフィエフの世界-』
をお送りしました。
スタジオのお客さまは、長瀬賢弘さん でした。
ロシアの知られざる秀作を紹介するロシア秘選集シリーズや
プロコフィエフの全曲演奏会を開催している長瀬さんが、
より多くの人にプロコフィエフ音楽を知ってもらおうと企画したこの演奏会。
写真やテキストのスライドを使ってプロコフィエフの生涯を追いかけながら
その魅力を伝える“講演”と、ピアノ演奏を掛け合わせた
これまでとはひと味違う演奏会になりました。
「今までで一番欲張った内容になったかな、と。やりがいがありました」と長瀬さん。
あぁ~、私も聞きに行きたかったな~!
今夜ご紹介したのはこちらの曲。
バレエ「ロミオとジュリエット」より モンタギュー家とキャピュレット家 op.75-6
ピアノソナタ第1番 op.1
歌曲「みにくいアヒルの子」 op.18 (ソプラノ:中江早希)
子供の音楽 op.65より 朝、散歩、タランテラ、キリギリスの行進、月は草原にのぼる
ピアノソナタ第9番 op.103
サンクトペテルブルク音楽院の学生時代に作曲した「ピアノソナタ第1番」から、
ロシア革命前に作られた「みにくいアヒルの子」、
アメリカ亡命中に作られた曲(歌劇「3つのオレンジへの恋」)、
プロコフィエフ最後のピアノソナタ「第9番」など、
その生涯をなぞるようなプログラムは、
これからプロコフィエフの曲を聞いてみようかなと思う人にもうってつけの内容です。
さらに、ここに長瀬さんのお話が加わるんだから、弥が上にも興味がわきます!
ソプラノの中江早希さんの歌声もステキでした。
中江さんは藝大時代に、ロシア音楽専門の一柳富美子先生のご指導を受けており、
今回は、その一柳先生にご紹介いただいての共演でした。
「中江さんは明るくてパワフル」と長瀬さん。
私も中江さんのTwitterを拝見しましたが、笑顔が可愛らしくて華のある方だなと感じました。
「堅苦しく身構えず、一人の人間としてのプロコフィエフを知ってもらうことで、
プロコフィエフに興味を持つきっかけになればいいなと思います」と長瀬さん。
今回のもようを配信する準備も進めているということで、これはホント楽しみ!
詳しくは、長瀬さんのHP、Twitterなどで。
http://nagaseyoshihiro.com/
https://twitter.com/nagase_piano
11月26日の「音楽会の夕べ」は、
10月18日(日)に、いわきアリオス大ホールで行われました
『いわき交響楽団 団内コンサート』の予定です。
どうぞお楽しみに♪