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今夜は、10月14日(日)に、いわき市文化センター大ホールで開催されました
『長瀬賢弘 ピアノリサイタル』のもようをお送りしました。
スタジオのお客様は、長瀬賢弘さん でした。
長瀬さんにこのレポートにご登場いただくのは、実は初めて。
何度も番組には来ていただいてるのにどうして?と思ったら、
長瀬さんに番組でお会いするのは、4年ぶりくらいみたいです。
2006年から昨年2011年夏までロシア・モスクワ音楽院に留学されていたので、
そうですね、お会いしていないのも当然、ですね。
でも、そんなに久しぶりな感じがしないくらい、
楽しく、たくさんお話しできましたよ(^^)
今回のリサイタルは、ロシアでの成果を披露する意味も込めて、
ロシアを代表する作曲家・スクリャービンとプロフィエフの作品を演奏しました。
特に、プロコフィエフは長瀬さんの大学院での研究テーマでもあることから、
多くのお客様に聞いてほしいという思いもあったでしょうね。
「ロミオとジュリエット」という耳なじみのある曲にも、
お客様は喜ばれたのではないでしょうか。
また、昨年の震災を経てのリサイタルということもあり、
今の自分にできることは何だろう、と何度も考えたそうです。
たどりついた答えは、ピアニストとして演奏すること、
また、文化的な側面から地元に貢献すること、という思い。
リサイタルには、沿岸部で被害を受けた学校に声をかけ、学生さんを招待したそうです。
また、お客様から、「癒された」「元気が出た」と言ってもらえた時は、
自分の思いが届いたのかな、とほんとに嬉しかったと話してくれました。
震災当時、モスクワにいた長瀬さん。
あちらはまだ朝で、朝食をとっていた時に
インターネットを通じて起こったことを知りました。
その日はロシア語の授業がありましたが、教授からのメールでそのことを思い出したほど、
他のことは全く手に付かない状態だったと言います。
教授はメールで「授業のことは気にするな。休むのは当然だろう」と言ってくださり、
友人やクラスメートも心配し、声をかけてくれたそうです。
震災を経たことで、故郷いわきに対する思いもあらためて強くしたのではないでしょうか。
そういう強い思いも、リサイタルに込められていたように感じました。
長瀬さんの今後のコンサート情報、こちら↓で紹介されています。
来年の予定もどんどん更新されていくようですので、チェックしてみてくださいね。
いわきでまた長瀬さんのピアノが聞けるのを楽しみにしています♪
来週は、10月28日(日)にいわきアリオス大ホールで行われました
『第24回 女声合唱の祭典』の予定です。
どうぞお楽しみに♪