今夜も先週に引き続き、
ビッグバンドフェスティバル実行委員会・委員長の比佐 武さんと一緒に、
8月17日(土)と18日(日)の2日間、
アクアマリンふくしま屋外ステージ「がれき座」で行われました
『2013 小名浜ポートアイランドビッグバンドフェスティバル』のもようをお送りしました。

今夜は18日のステージの様子をご紹介しました。
18日に出演したのは、8つのバンドです。
バンド紹介・・・の前に、ステージで使われたピアノのお話を。

本番で使われたピアノは今回も、豊間中学校の、いわゆる被災ピアノ。
東京などのバンドから、
「ぜひまた、あのピアノを弾きたい！」と要望があったそう。
実際、演奏したバンドからは、
「何か伝わるものがある。」と、感動した様子だったそうです。

「スウィング・マーマレーズ・ジャズ・オーケストラ」（郡山市）
これまで5回全てに参加してくれているバンドです。
県内でも伝統あるビッグバンドのひとつで、
「毎回、キレイなサウンドを聞かせてくれるんですよ。」と比佐さん。

「いわきジャズ・オーケストラ」
いわきの歴史あるジャズバンドとして、
比佐さんのブルースカイ・サウンズ・オーケストラと同じステージに立つことも多いIJO。
「素晴らしいプレイヤーとサウンド！いつ聞いてもいいサウンドを出してくれる。」
と、比佐さんも賛辞を送ります。

「Go-Go・ジャズ･オーケストラ」（郡山市）
結成は新しく、比較的若いメンバーが多いバンド。
エネルギッシュな演奏が特徴です。

「ニュー･ファンタスティック・ジャズオーケストラ」（伊達市）
結成して35年ほどになる、こちらも歴史あるバンドです。
旧保原町や伊達町、桑折町など、様々な地域からメンバーが集まって活動しています。

「サウンド・アベニュー・ビッグバンド」（会津若松市）
元々、ラテンから始まったバンドで、最近はジャズにも力を入れています。
会津にはいくつものビッグバンド（コンボ）があり、
ジャズが盛んな、レベルの高い地域だそうですよ。

「スウィンギング・ハード・オーケストラ」（宮城県仙台市）
先週は宇都宮の「スウィンギング・ハード」をご紹介しましたが、
今週は仙台の「スウィンギング・ハード」です。
小名浜初登場のこちらは、
「東北でもトップレベル、東北の最高峰！」と比佐さんが絶賛するビッグバンドで、
イベントで顔を合わせた時に、スウィンギング・ハード～さんのほうから
「小名浜に行きますから！」と、声をかけてくださったそうです。
こんなふうに言ってもらえるなんて、嬉しいですね！

「ファジーネーブル」（本宮市）
比佐さんとは長いお付き合いがあるようで、小名浜には毎回出演しています。
演奏もさることながら、トランペット・長屋さんのトークにも定評(笑)のある、人気バンドです。
ファン、特に女性の追っかけもいるほど！
今回も、たくさんのファンの方が駆けつけていたそうです。

「ブルースカイ・サウンズ・オーケストラ」
比佐さんもメンバーとして活動しているブルースカイが、今回もトリをつとめました。
15歳の中学生から65歳までと、幅広い年代のメンバーで構成され、
お客様に『わかりやすい音楽を届けたい』をモットーに、
市内、県内のイベントだけでなく、定禅寺ストリートジャズにも何度も出演するなど、
日々精力的に活動しています。
「定禅寺でも、お客さんに声かけてもらったりして、結構ファンも多いんですよ。」
と比佐さん、小声で(笑)、でも嬉しそうに話してくださいました。

そして最後は、18日のステージに立ったバンドメンバーによる
合同演奏『マンボ・ジャンボ』も披露されました。
この合同演奏、事前に曲名を伝えただけで、本番の演奏は一発勝負！
楽譜を持っていないメンバーもいて、
「雰囲気で入ってきてよ！」という感じだったそうです。
おぉ～！なんか、カッコイイ～～！
アドリブで演奏しちゃうなんて、これぞジャズ！ですね♪

ポートアイランドビッグバンドフェスティバルは、
来年も8月に開催することがほぼ決定しています。
比佐さんの中では、あのバンドに来てもらいたい、こういう人が来てくれたらなぁ～と、
いろいろと思うところがあるようですよ。

お客様も出演者も、そしてワタクシも、来年を楽しみにしつつ、
さらには、小名浜の夏イベントとして定着してくれることを期待しております！

10月10日の「音楽会の夕べ」は、
8月24日(土)に、草野心平記念文学館で行われました
『サマーナイトコンサート～新たな出会いとともに』の予定です。
どうぞお楽しみに♪