あなたも番組に参加してみませんか。番組テーマはテーマカレンダーでチェック!メッセージ&リクエスト どんどんお寄せください。
今夜は、10月20日(日)に、いわきアリオス大ホールで行われました
『いわき交響楽団 第29回定期演奏会』のもようをお送りしました。
スタジオのお客様は、いわき交響楽団から
ヴァイオリンの齋藤めぐみさん、佐藤陽子さん、ホルンの齋藤洋平さん でした。
今回のプログラムは、3曲。
R.ワーグナー
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 第1幕への前奏曲
W.A.モーツァルト
交響曲第36番 ハ長調 K.425 「リンツ」
L.v.ベートーヴェン
交響曲第7番 イ長調 作品92
モーツァルトの「リンツ」は、いわ響として初めて演奏するそうです。
めぐみさんは特に、この曲の1楽章が大好きで、演奏しながらも
「踊り出したいくらい!」とのこと。
番組中も、曲を聞きながら
「ほら、いいよね~!」「今聞いてても踊りたいくらい!」
と、目をキラキラさせていました(^^)
ベートーヴェンの「第7番」は、
『のだめカンタービレ』の曲、としてご存知の方も多いはず。
今年が初演200年ということです。(そのために選曲したわけではないそうですが・・・)
いわ響では以前にも演奏会で披露したことがあり、
陽子さん、その時は団員ではなく、客席で聞いている側だったそうです。
「今演奏しちゃったから、入団してもこの曲はもうやらないかなぁ~?」と思ったそうですが、
今回こうして演奏でき、「よかった!」
そして、ワーグナーは1813年生まれ。今年は生誕200年の記念の年にあたります。
こちらも、だからワーグナーを・・・というわけではないそうですが(^^;、
明朗快活な曲調がオープニングにふさわしい曲ですよね。
手工業の職人の親方(マイスタージンガー)たちの「歌合戦」を題材にしたこの曲、
前奏曲には、劇中の様々なモチーフが散りばめられていることから、
陽子さんは、
「いろんなテーマが同時に流れてきて、マイスタージンガーは複雑!
ま、自分が担当するのは1つだけど・・・」
一方、洋平さんは、
「前奏曲だから、この後の登場人物のモチーフが入ってるんですよね~。
(複雑なのは)しょーがないんですよ。」
と、のんびり(笑)おっしゃっていました。
今回、指揮をお願いしたのは、久志本 涼さん。
国内各地の交響楽団や吹奏楽団を指揮し、
大学オーケストラおよび吹奏楽団の指揮・指導にも力を尽くされています。
また、各地の社会人オーケストラや吹奏楽団の指揮も積極的に行い、
さらに、指揮の指導も、重要な活動として意欲的に取り組んでいらっしゃいます。
久志本先生といわ響が共演するのは、今回が初めて。
初めて来てくださった時から、先生のほうからぐぐっと入ってきてくださる感じで、
一人ひとりと目を合わせようとしてくださったり、
皆の名前も覚えようとしてくださったそうです。
「皆が弾きやすいテンポでやりましょう!」とおっしゃり、
ゆっくりゆっくりしたテンポから練習を始めたそうです。
そのことは、音を出す=楽器を鳴らす練習にもなった、とのことで、
長年いわ響の演奏を聞いてくださっているお客様から
「弦楽器の厚みが出ていた気がする。」「しっかり弦の音が聞こえてきた。」
などと言っていただけたそうです。
久志本先生のご指導の成果は、しっかり本番に表れていたようですね。
演奏会当日はあいにくの雨にもかかわらず、多くのお客様が会場に足を運んでくださったそうです。
また、島根県の山陰フィルハーモニー管弦楽団からは、2度目となる義援金をいただきました。
東日本大震災で被災したオーケストラへの義援金を、コンサート会場で募ってくださったそうです。
たくさんの方々に支えられて演奏会ができているんだと感じますね。
次回はいよいよ30回目の演奏会。
すでに楽譜も用意し、次回に向けての準備は始まっているそうです。
日々向上するいわ響の演奏、期待しましょう♪
いわ響の皆さんが出演する「いわ響のクラシックはいかが?」、
毎週日曜8:30~9:00、好評放送中です。
こちらもぜひ、お楽しみください♪
12月12日の「音楽会の夕べ」は、
10月27日(日)に、いわきアリオス大ホールで行われました
『女声合唱の祭典 25周年記念コンサート』の予定です。
どうぞお楽しみに♪