今夜は、10月27日（日）に、いわきアリオス大ホールで行われました
『女声合唱の祭典 25周年記念コンサート』のもようをお送りしました。

スタジオのお客様は、
いわき市女声合唱連盟会長で、
コーラスこだま、レーベンスコール女声アンサンブル指導者の菅野優子さん、
コールしおさい会長の西田雅子さん、
ヴィオラの会会長の渡辺葉子さん、
レーベンスコール女声アンサンブル会長の浜松良子さん　でした。

また、番組にはご出演いただけませんでしたが、
事務局長で、コール・フロイデ指導者の谷 恵美さんも、打ち合わせに来てくださいました。
谷さん、お忙しい中ありがとうございました！

女声合唱連盟は平成元年4月、石河 清先生を会長として設立されました。
「女声合唱の祭典」を毎年開催し、県芸術祭や市の諸行事に参加するなど、
いわきの文化の発展に尽力されています。

平成21年には、石河先生作詞作曲による連盟の歌「ひまわりの花のように」が制定され、
以後の「女声合唱の祭典」では毎回、オープニング曲として歌われています。

現在、連盟に加盟しているのは、9つの団体。
そのうち、次の8つの女声合唱団が、今回のコンサートに出演しました。

「コールしおさい」
「女声合唱団新生ラ・ヴィアン・ローズ」
「コーラスこだま」
「コーロ・ベーネ」
「ヴィオラの会」
「コーラス中央台」
「レーベンスコール女声アンサンブル」
「コール・フロイデ」

菅野先生、
「25周年ということもあって、いつも以上にお互いのモチベーションや
『一緒に頑張ろう！』という仲間意識が高かったと思いますよ。」

また、25年間これだけの合唱団が様々な曲を歌ってきて、
相談せずとも、一度も曲が重なったことがないそうです。
「それぞれの合唱団の個性、カラーがハッキリしてるから、
選曲にもそれが表れるんでしょうね～。」

結成して30年、35年という団もあれば、
メンバーは60歳以上（！）限定とか、20代から70代まで幅広い年齢層が揃う団もあり、
明るく元気な団員や、控えめな性格の団員などなど、
たしかに、どの合唱団もいろいろな特色があって個性豊かですね。

今年4月には、25周年の記念式典が開かれ、
25年続けてこられた方の表彰も行われたそうです。
そのおひとりが、西田さん！
25年続けられたヒケツは？
「とにかく、歌が好き。
また、先生が歌うことの楽しさを引き出してくださった。」

今回、25周年を記念して、客演指揮者として鈴木憲夫先生をお迎えしました。

鈴木先生は、合唱曲の他、吹奏楽や管弦楽など数多くの作品を発表し、
特に合唱曲は全国各地で演奏され、幅広いファン層に支持されています。
また、アジアの音楽祭に参加したり、カナダやヨーロッパでも作品が紹介されるなど、
海外でも高い評価を得ていらっしゃいます。

鈴木先生のお人柄について、
渡辺さんは「あったかい人。小柄な方だけど、指揮をされている時は大きく見えた。」
菅野先生も「純粋な方。少年をそのまま大きくした感じ。」
また、「ダジャレも好きで、気さくな人。」だそうですよ。

コンサートの最後には、鈴木先生作曲の合唱曲
『女声合唱組曲「ラブ・ストーリー」より昼の月』
『女声合唱組曲「二度とない人生だから」より二度とない人生だから』
を会員全員（およそ140名）で歌いました。

前日にリハーサルを行った際、鈴木先生からは、
「言葉を伝えることを大切にしてほしい。」
と、ご指導があったそうです。

そのご指導の甲斐あってか、本番では、今までにないくらい声が出たそう。
浜松さんも「こんなに声が出るなんて自分でも驚き。最後のフレーズ、気分良かった！」

おおらかで優しさが伝わってくる鈴木先生の曲とお人柄に、
皆さんすっかり親しみを持たれた様子。
ぜひまた共演したい！と、笑顔でお話されていました（＾＾）

女声合唱連盟の今後について、菅野先生は、
「“継続は力なり”と言うけれど、私たちにとっては“継続は喜び”。
これからもさらに力を合わせて、絆を深く結び、一年一年積み重ねて、
喜びのハーモニーをもっと響かせていきたい。」

女声合唱連盟の皆さん、25周年おめでとうございます。
今後ますますのご活躍をお祈りしております♪

12月26日の「音楽会の夕べ」は、
11月23日（土）に、いわきアリオス音楽小ホールで行われました
『第45回いわき市民文化祭 アンサンブルコンサート2013』の予定です。
どうぞお楽しみに♪