今夜は、3月29日（土）に、いわきアリオス大ホールで行われました
『磐城桜が丘高校吹奏楽部 平成26年度 卒業演奏会』
のもようをお送りしました。

スタジオのお客様は、磐城桜が丘高校吹奏楽部より
3年で部長の木村由佳さん（Tp・ゆかちょ）、
松本奈穂さん（Ob・なほりん）、安田早紀さん（Cl・さきっちょ）、
2年の米山美月さん（Cl・よね）、瀬谷歩実さん（Fl・あゆみまん）、
顧問の小山田 浩先生　でした。

桜が丘吹奏楽部が卒業演奏会を開催するのは初めての試み。
3年生になると、部活が出来る期間は半年ほどと短いため、
もっと長く向き合えるように、また、きちんと送り出してあげたいと、
小山田先生が提案したそうです。

1～2年生からすると、
自分たちの成長した姿を先輩たちに見てもらいたい、
3年生にとっては、卒業式が終わってからも部活の仲間と一緒に演奏できる嬉しさ、
があるでしょうね。

1部「華麗なる音楽ステージ」では、
初披露となる『ナヴァル・ブルー』や
24年度卒の遠藤清太朗さんをsaxソロに迎えての『ネクスト・エンジェルス』など4曲、
2部「平成26年度課題曲ステージ」では、
本年度のコンクール課題曲5曲のうち4曲を、1～2年生のみで演奏しました。

遠藤さん、今日来てくれた3年生が1年生の時に3年生だったんですが、
3人から、おおらかで優しくて、おもしろい先輩という言葉とともに、
「お父さんみたい。」って言われてました。3人と、2歳しか違わないのに・・・(笑)
ま、皆に慕われてたってことなんですけどね。

3部「3年生卒業ステージ」は、久しぶりに3学年が揃っての演奏でした。
昨年度のコンクールで演奏した課題曲『エンターテインメント・マーチ』や
自由曲『オペラ トゥーランドットより』など、
一緒に演奏した思い出深い5曲を披露しました。

コンクールや定演の曲って、時間をかけて、その曲だけに集中して練習するから、
苦しかったことや楽しかったことなど、いろいろな想いが詰まってますよね。
こういうのって、大人になってからもずっと忘れないでしょうね～（＾＾）

アンコールの『男はつらいよ』では、寅さんと妹さくらが登場！
あの有名な口上を、寅さんだけでなく、さくらも披露する！という可笑しな展開で
会場のお客様の笑いを誘いました。
（ちなみに、さくら役は“桜が丘のアイドル・まりりん”こと、阿野田まりのちゃん。
昨年7月18日に番組に出演してくれた彼女も、この春卒業し、大学生になりました。）

桜が丘吹奏楽部のモットー『Music for you～人を感動させる音楽～』は、
この卒業生が中心となり、皆で考えたものです。

聞いてくれる人に感動してもらいたい。
聞いてくれる人がいるからこそ自分たちが演奏できる。
周りの人たちへの感謝の気持ち・・・

そんな思いを込めた言葉は、後輩たちにしっかり引き継がれていますよ。
（ついでに、明るくて元気で、ずっとしゃべってるところもね(笑)）
卒業生の皆、（遅くなりましたが）卒業おめでとう！

5月8日の「音楽会の夕べ」は、
4月6日（日）に、やまたまやホールで行われました
『コーラスこだま35周年記念コンサート』の予定です。
どうぞお楽しみに♪