今夜は、8月16日（土）に、いわきアリオス中劇場で行われました
『いわきゴスペルフェスティバル 2014』のもようをお送りしました。

スタジオのお客様は、
いわきラブフィーストゴスペルクワイア（＝ラブフィー）より、
リーダーでソプラノの東海林悦子さん、
テナーの小泉智義さん、アルトの国井由紀さん　でした。

2012年にスタートしたゴスペルフェスティバル、
今回は全国各地から集まった8グループがステージに登場し、
心に響く歌声を披露してくれました。

また、3回目にして初めて、ラブフィーの皆さんが主催となって開催しました。
（これまでは復興支援のため、関東などの団体が主催してくれていました。）
事務的なことを含め、初めて尽くしで大変なことや戸惑いもあったそうですが、
東海林さんによると、
「あったかくて、祝福いっぱいのコンサートでした！」ということです。

まずは、キッズのグループ。
「平幼稚園キッズ＆ママクワイア」「ラブフィーキッズクワイア」
「ワークショップクワイア」の3組です。
元気いっぱい！ソロも踊りもバッチリ！の子どもたち。
とっても可愛らしい歌声でした。
お客様の中には、子どもたちがステージに立っただけで
ウルウル涙を浮かべていた方もいたしらそうですよ(笑)

福島、郡山と、山形、栃木、茨城などのクワイアの70名ほどで結成された
「East Japan マスクワイア」。
当日午前中に顔合わせをして、皆で合わせる間もなく本番のステージ。
でも、本番が初めて一緒に歌った歌とは思えないほど、70人の息はピッタリでした！

茨城・日立市の「Hope of Peace ゴスペルクワイア」。
メンバーは社会人が主体で、単独のコンサートも開催するほどの
人気と実力を備えたクワイアです。
このフェスのために、直前には1日5時間も練習してくれたそう。
これはもう、大人の部活！ですね(笑)

フェスの前には、3回にわたってワークショップが開かれました。
講師やバンドは、TVに出演していたり、
有名アーティストのライブのサポートメンバーだったりするような
プロの人たちが務めてくれたそうで、3曲の合同曲を練習しました。
そのWS参加メンバーで結成されたのが、上記の「ワークショップキッズクワイア」と
「ワークショップクワイア」です。
キッズ同様、大人クワイアからも、楽しそうな様子が伝わってきましたよ。

そして、今回のスペシャルゲスト、ラニー・ラッカーさんです。
1951年、ニューヨーク生まれのラニーさんは、
日本のゴスペルの礎を築いたと言っても過言ではないほどの人物。
来日して30年、現在も全国各地でゴスペルの指導を行っています。

出演のきっかけは、Facebook。
昨年のフェスの後、ラニーさんが
『時間が合えば、出たかった。』と言ってくださったそう。
それを知った東海林さんが今年、面識もない（！）のに、
『ぜひ出ていただけませんかっ？！』とメッセージを送ったところ、
快くＯＫしてくださったそうです。

「すごく上手に皆の気持ちをのせてくれた。
ラニーさんのピアノは強烈にいい音してた！」と小泉さん。
「プロの方なので、写真とかマズいかなと思ったけど、
『ＯＫ！バンバン流していいよ！』と言ってくれた。
とても器の大きい人だな～、と思った。」と国井さん。

また、ラニーさんは前日からいわき入りしていたそうですが、
東海林さんたちが何を言っても「うん、ＯＫ！最高！」と言ってリハはやらず、
本番当日も、何やかやと会場内をフラフラしていたそう(笑)
それでも、あの歌声！ピアノ！
心にじわぁ～～っと、あったかいものが広がるような、
包み込むような優しさと大きさを感じました。ステキな歌声でした～。

最後は、本日のゲストが参加するラブフィーです。
結成3年目となり、
「ますます、ワイワイ明るいグループになってきました！」と東海林さん。
いっぱい練習もし、様々なイベントにも参加するようになり、
喜びの歌をもっとたくさんの人に届けたい！
皆で歌いましょう！という気持ちも強くなってきたそうです。
主催として参加者を気遣い、引っ張りつつ、
大人も子どもも一緒になって本番を盛り上げたんだろうな～ということを
歌声を通じて感じました。

このゴスペルフェスティバル、来年も6月に開催の予定です。
フェスのもようは毎回、番組でご紹介していますが、
ゴスペルって、聞いているだけでも何だか元気になれる気がしますね。
皆さんもぜひ、次は会場で、元気と笑顔が湧くような、温かい歌声を感じてみては？

10月2日の「音楽会の夕べ」は、
8月16日（土）、17日（日）の2日間に、小名浜市民会館で行われました
『2014 小名浜ポートアイランド ビッグバンドフェスティバル』の予定です。
どうぞお楽しみに♪