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2015年の「音楽会の夕べ」、スタートいたしました!
新しい年も、いわきで行われる音楽会・演奏会、
そして、いわきに縁の音楽家・演奏家の素敵な音楽を皆さんにお届けしてまいります。
木曜19:00と23:00は、今年も「音楽会の夕べ」でお楽しみください。
今年もよろしくお願いいたします。
新年最初の今夜は、昨年10月31日(金)に、いわきアリオス音楽小ホールで行われました
『山崎典子ピアノコンサート2014』のもようをお送りしました。
スタジオのお客様は、
主催の山崎雅子さん、実行委員の江尻ひとみさん、朗読の和田美津代さん でした。
典子さんはフランス在住のため、スタジオにはお越しいただけませんでしたが、
典子さんの妹の雅子さん、古くからの友人である江尻さん、
そして、典子さんを学生時代から知っているという和田さんとともに、
楽しくおしゃべりすることができました(^^)
さて今回は、『詩の朗読とピアノ曲で紡ぐフランスの愛の世界』と題して、
和田さんの朗読と典子さんのピアノ演奏、
さらに、典子さんの旦那さまで国立音大教授の友利 修先生が、
フランス語で詩の朗読を加える、という形でコンサートが開催されました。
また、演奏の前に、修先生がサロンコンサートについてのレクチャーを行い、
合間の休憩も、曲終わりの拍手もナシ!という、日本ではなかなか珍しいものとなりました。
これは、昔のヨーロッパで、作曲家が貴族などのお屋敷や宮殿で開いていた
サロンコンサートをイメージした形式だそう。
会場に入った瞬間に、フランスの雰囲気を感じてもらえるよう、
ステージに飾るお花なども工夫を凝らしたことで、
「夢の世界に入ったみたいと言ってくださったお客様もいらっしゃいました。」と雅子さん。
江尻さんも、「まるで別世界のようでした。」とおっしゃっていました。
プログラムは、典子さんがピアノ曲を選曲し、
その曲に合う詩を、フランス人の役者さんとともに選んで組み合わせたそう。
詩は、フランスの小学校で習うような、ポピュラーなものばかりで、
修先生が日本語に訳したものを朗読したそうです。
朗読の和田さん、
「『ジュテーム』とか『愛してる』なんて、少し照れるわね~。」だそう。
日本人は、日々の生活で『愛してる』なんて、あまり言いませんからね~(笑)
テーマが『愛』ということもありますが、さすがは愛の国フランスの詩!ですね。
スタジオでは、典子さんの演奏を聞きながら、
「リスト(『愛の讃歌』)、ステキね~。」
「典子さん、手が大きくないから、リスト弾くのは大変だと思うのに、
全然そんなこと感じさせないのよね~。」
「フランスで生活してるからかしら、モダンなのよね。」などなど、
あらためて、コンサートのことを思い出し、楽しんでいらっしゃるようでした。
中でも、江尻さんが、
「典子さんの演奏は、強さと輝きとやわらかさがある。」
と表現した言葉が、とても印象的で、
私も演奏を聞きながら、典子さんが持つ華やかさのようなものを感じていました。
コンサートは2年に1度開かれているので、次は来年、ということになりそう。
雅子さん、「姉も何か考えているようですから・・・。」とおっしゃってましたので、
次回も期待していましょう!
1月15日の「音楽会の夕べ」は、
11月2日(日)に、いわき市文化センター大ホールで行われました
『ムジークツィンマー芸術コンサート』の予定です。
どうぞお楽しみに♪