今夜は、3月8日（日）に、常磐市民会館で行われました
『福島県立湯本高等学校合唱部 第32回定期演奏会』のもようをお送りしました。

スタジオのお客様は、湯本高校合唱部より、
3年、部長の松本夏未さん、副部長の磯野 睦さん、
2年、副部長の荻野水月さん、学生指揮の廣邊菜々子さん　でした。
（顧問の大森由美子先生も来てくださいました。次回はぜひ、ご出演を！(^^)/）

これまで3部構成で行われていた演奏会ですが、今回は4部となり、
曲数も増えて、お客様により楽しんでいただける、充実した演奏会になりました。
曲が増えた分、練習とか大変だったのかな？と思ったら、
夏未さんは「すごく楽しかったです！」、
菜々子さんは「歌うの好きなんで！」と、笑顔で答えてくれましたよ。

第1部はコンクールステージ。
これまでのコンクールやコンテストで歌った曲を披露しました。
湯本高校合唱部は、昨年12月に行われた第31回県声楽アンサンブルコンテストで、
いわき地区から唯一の金賞を受賞しました。（高等学校の部）
福島県で合唱というと、やはり中通りの学校の名前が挙がりますから、
これって、すごいことですよね！
定演の後には、福島市音楽堂での全国大会にも出場し、湯高サウンドを響かせてきました。

第2部は学生企画ステージ『かぐやともも』。
かぐや？もも？？・・・どこかのCMで見たような組み合わせ？！（パッカーン！(笑)）
・・・え～っと、これは『かぐや姫』と『ももたろう』を合わせたようなお話で、
おじいさん、おばあさん、かぐや姫、桃太郎、おに、犬が出てきます。
菜々子さんが桃太郎、水月さんが犬、だったそう。
「桃太郎の元気いっぱいな感じが自分に合ってて、思いっきりできました！」
と菜々子さん。水月さんも、
「元気な桃太郎に拾われて鬼退治に連れていかれる『犬』だったんですが、
お客様が楽しんでくれたので、よかったです。」
最後はおにも一緒に仲良く暮らす、というハッピーエンドなお話だったということで、
めでたしめでたし、ですね(笑)

第3部は「～ことばを紡いで～」と題して、賛助出演の皆さんと一緒のステージでした。
出演してくれたのは、湯本第一中学校合唱部と、
磐城高等学校合唱部、磐城桜が丘高校合唱部の皆さんです。
この3校には数年前から出演してもらっていて、毎回良い刺激をもらってるみたいですよ。
「学校によって歌い方とか雰囲気とか違って、面白いです。」と水月さん。
夏未さんも「いつもと雰囲気が変わって、新鮮でした。」

第4部は「～ふるさと～」ということで、合唱部OGが出演しました。
OGは2コ上以上の先輩たち（この3月1日に卒業した部員たちは在校生として出演）で、
10名ほどが参加してくれました。
2コ上というと、夏未さん、睦さんが1年生の時、3年生だった先輩たちです。
睦さんが「すごく大人っぽくなってました！」という先輩たちとは、久しぶりの再会。
いろいろおしゃべりできたみたいです。
大学だったりお仕事だったりで忙しい中でも、OGの皆さんが集まってくださったことは
とても嬉しいことですよね。

湯高合唱部は、コンクール・コンテストや演奏会の他、
湯本駅前の清掃ボランティアや地域のイベントに参加するなど、
湯本・常磐地区に根差した活動にも力を注いでいます。
この定演も「いつも支えてくださっている地域の皆さんへの感謝の気持ちを込めて。」
と睦さんは話してくれました。
こうした気持ちで歌っているからこそ、
たくさんの地域の方々が演奏会に集まってくださるんでしょうね。
これからも、地域の皆さんに応援して貰える合唱部として、
コンクールでよい成績を残すのは勿論、地道な活動も続けていってほしいなと思います。

最後に、今後の抱負を！
「夏のコンクールに向けて、皆で力を合わせて一生懸命頑張ります。
湯本高校合唱部を、よろしくお願いします！」

5月21日の「音楽会の夕べ」は、
3月23日（月）に、いわきアリオス大ホールで行われました
『福島県立磐城桜が丘高等学校吹奏楽部 第2回卒業演奏会』の予定です。
どうぞお楽しみに♪