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今夜は、6月7日(日)に、いわきアリオス大ホールで行われました
『いわきシンフォニックウインドアンサンブル 創立40周年記念 第33回定期演奏会』
のもようをお送りしました。
スタジオのお客様は、いわきシンフォニックウインドアンサンブルより、
常任指揮者の岡田友弘先生と、チューバの浜崎 航さん、戸邊恭平さん、
パーカッションの板橋由莉さん、柳葉未来さん でした。
コンクール県大会が今週末に迫る中、練習を抜けてスタジオに来てくださって、
ありがとうございます!申し訳ないです!
さらにもう一人、演奏会で演奏した『中国の不思議な役人』の編曲を担当した
新田啓輔さんも、横浜からお越しくださいました~。
お忙しい中、ありがとうございます!
まずは、シンフォニックの皆さん、創立40周年おめでとうございます!
今回の演奏会は、33回目の定演であるとともに、40周年を記念したコンサート。
吹奏楽経験者は勿論、お子さんも大人も楽しめる曲や、『40年』に関係する曲を選ぶなど、
密度の高い内容で、お客様を魅了しました。
中でも、新しい試み!という気持ちで演奏したのが、
プロコフィエフ作曲「交響的物語『ピーターと狼』」です。
この曲を、小沼寿恵さんのナレーション付きで演奏しました。
(小沼さんはこの番組の前の『ラジピタリティ EVENING』でもおなじみですよね♪)
少年ピーターが動物たちと協力しながら狼を捕まえるまでの物語を、朗読と演奏で展開する曲で、
それぞれの登場人物には、特定の楽器と主題が当てはめられています。
物語の場面や登場人物たちの様子を想像しながら聞けるので、聞く側にはワクワクする曲ですが、
演奏する皆さんは、演奏そのものの難しさもあり、
さらに朗読と演奏がうまくかみ合うか、という心配もあったそうです。
でも、お客様アンケートでも、印象に残った曲として好評だったそうですし、
小沼さんとの朗読ともピッタリ合ってて、私も楽しんで聞けました。
また、ステージのスクリーンには、Tp・高木さん描き下ろしのイラストが映し出され、
目でもお客様を楽しませたようですよ。
(イラストの何枚かを浜崎さんに見せていただきました。
何というか~、斬新なタッチで描かれていて、非常に印象的でしたね~!)
そして、40周年にちなんだ曲は、3曲。
「クラリネットキャンディー」は、今年、作曲者ルロイ・アンダーソンの没後40年にあたります。
「ゴッドファーザー2 愛は誰の手に」は、映画の日本公開から40年目になり、
「ミュージカル『CHICAGO』コレクション」は、『CHICAGO』のブロードウェイ初演から40周年です。
団員がファミレスに集まって、40年にまつわる曲を・・・と検索しまくった(^^;そうですが、
「ゴッドファーザー」や「CHICAGO」って、もう40年も経つんですね~。
「ゴッドファーザー」が好きで今でも映画を見てる人もいるだろうし、
「CHICAGO」は最近も上演されてる演目だから、私は意外な気がするんですが、
皆さんはいかがでしょうかね?
40年前の昭和50年夏、いわき市初の社会人吹奏楽団として、シンフォニックはスタートしました。
演奏会当日のパンフレットに挨拶文を寄せてくださった第二代団長・高木真一さんによると、
「文化センター近くの喫茶店で当時音大を卒業されたばかりの根本直人先生と、
市内の高校吹奏楽部OB数人で、「やってみっか」とこのバンドの第一歩が踏み出されました。」
その年の8月14日に、創設メンバー13名で「感激の第一音」を発し、
翌年3月に日立交響楽団との合同演奏会、11月には第1回定期演奏会を開催しました。
以降、定期演奏会をはじめとする様々なコンサートや、コンクール、依頼演奏などで、
シンフォニックサウンドを届け続けています。
最近は特に、これまで以上に親しみを持ってもらいたいと、依頼演奏に力を入れているそうです。
Facebookなどで演奏情報をお知らせしてるそうなので、チェックしてみてくださいね。
最後に、岡田先生が今後の抱負を語ってくださいました。
「40年という積み重ねは、僕らが音楽をする上での財産。
これからも地域に愛される吹奏楽団として、お客さんとつながりながら音楽を届けたい。」
40年という節目を迎え、さらなる歴史と伝統を刻んでいくシンフォニックの皆さんの
今後のご活躍を期待しております。
これからも、素晴らしい演奏で私たちを楽しませてくださいね(^^)
あらためまして、40周年おめでとうございます!
8月13日の「音楽会の夕べ」は、
6月14日(日)に、小名浜市民会館で行われました
『いわき交響楽団 小名浜まちなかコンサート』の予定です。
どうぞお楽しみに♪