今夜は8月28日（金）に、いわきアリオス中劇場で行われました
『第3回ニューオリンズジャズフェスティバル in いわき』のもようをお送りしました。

スタジオのお客様は、実行委員長の鈴木清友さん　でした。

ニューオリンズジャズフェスティバルは元々、
東京・浅草のおかみさん会が地域活性化のために始めたもので、今年で29回目になるそうです。
いわきでの開催のきっかけは、意外なことに「フラガールズ甲子園」なんです。
秋葉原で行われた「第1回フラガールズ甲子園」。
その東京の応援団のひとりとして、浅草おかみさん会の富永照子さんが名乗りを上げてくださり、
富永さんと鈴木さんが交流を深める中で、
富永さんが「いわきでもやりましょう！」と言ってくださったことで、開催となったのです。

昨年に続き、アリオスで行われた3回目のフェスティバル。
他の催しと日程が重なったため、鈴木さんはお客様の入りが心配だったようですが、
開けてみたら、ほぼ満員のお客様！
開催を楽しみにしてくれている固定のお客様や遠方からの方も増えたそうで、
最後まで大いに盛り上がったみたいですよ。

今回も出演は、トーマス・フィッシャー＆ニューオリンズジャズオールスターズ。
（Thomas Fischer & New Orleans Jazz All Stars）
リーダーでクラリネットのトーマス・フィッシャーさん（Thomas Fischer）
バンジョーのニール・ウンタシェアさん（Neil Unterseher）
ベースのリチャード・モーテンさん（Richard Moten）
ピアノのトーマス・フックさん（Thomas Hook）
トランペットのチャールズ・ファディラさん（Charles Fardella）
トロンボーンのフレデリック・ロンゾーさん（Frederick Lonzo）
ドラムスのジェラルド・フレンチさん（Gerald French）
シンガーのヨランダ・ウインジーさん（Yolanda Windsay）　です。

ジャパンツアーとして来日し、各地でコンサートを開催しているわけですが、
皆さん、セッティングして軽く音出しして、サウンドチェックしたら、ハイ、本番！
リハーサルみたいなものはしないそう。
「さすが、プロだよね～。リハしなくても本番、ピタッと合うんだよ！」と鈴木さん。
なるほど～。阿吽の呼吸、ってところもあるんでしょうね～。

また、メンバーほとんどが、演奏とともに歌もうたうそう。
Tpチャールズさんの『St.Louis Blues』、Drsジェラルドさんの『Ice Cream』、
フィッシャーさんの『It’s a Wonderful World』…皆さん、美声！
Pfトーマスさんは、『Ama Pola』の中で日本語で歌って拍手が沸いてましたし、
もちろん、迫力あるヨランダさんの歌声もステキでした！
『It Don’t Mean a Thing』、カッコ良かった～！デュワッ、デュワッ、デュワッ、デュワッ～♪

いわきで演奏して、翌日には次の会場へ移動するため、
いわきの良いところを見てもらえないのが、鈴木さんとしては歯がゆく感じているようです。
「いわきには海も山もあるし、いいトコいっぱいだから、ゆっくりしてもらいたいよね～。」
でも、お客様の中に、いわきの梨を差し入れしてくださった方がいらしたそう。
皆さん喜んでくださって、ホテルで食べたみたいですよ。
いわきの味のひとつ、楽しんでもらえてよかったです(^^)

アンコールの『聖者の行進（When The Saints Go Marching In）』では、
いわきのバンド、ブルースカイサウンズオーケストラの比佐さん、長瀬さんが共演。
また、ステージを下りて、演奏しながら客席を回ったりして、会場は大盛り上がりでした。
（先週、先々週とゲストに来てくれた、あの比佐さん、です！
比佐さん、言ってくれればよかったのに～！(笑)）

鈴木さん、すでに次回のフェスティバルの構成について考えてるようす。
「もっとたくさんの人に、本場のジャズを楽しんでもらいたいし、
『またやって！』『次も来るよ！』と言ってくださったお客さんも多いから、
次は、昼の部、夜の部、2部構成にしようかな～、なんて。」

おぉ～！これは楽しみですね！
浅草のフェスティバルも、来年は30回目の記念の回になりますし、
いわきでもまた、大いに盛り上がりたいですね！

10月29日の「音楽会の夕べ」は、
8月29日（土）に、いわきアリオス音楽小ホールで行われました
『いわき室内合奏団 第1回演奏会』の予定です。
どうぞお楽しみに♪