今夜は、2月24日（日）に、いわきアリオス大ホールで行われました
『いわき吹奏楽団　The Concert 2019』のもようをお送りしました。

スタジオのお客様は、いわき吹奏楽団より、団長の後藤進一さん(Tb)と、
後藤さんの生呼びかけに応えてスタジオに来てくれた、佐川愛実さん(A.Sax)　でした。
佐川さん、ありがとう～！

毎回、何かしらやってくれる！と楽しみな、いわ吹のコンサート。
今回は『父(ファーザー)達よ、集え。』をテーマに、
全編『父』にスポットを当ててお届けしました。
前回、ヤマトならぬ『ママト』が好評(？！)だったコンサートですが、
「だったらパパはどうした？！」ということで、『父』をフィーチャーしたよう。
こんなところからすでに、いわ吹らしさが・・・(笑)

第1部はクラシックステージ。『吹奏楽の父たちより愛を込めて』と題し、
日本吹奏楽の黎明期を支え、今も愛され続ける名曲たちを演奏しました。

アルヴァマー序曲（J.バーンズ）
吹奏楽のためのパッサカリア（兼田 敏）
吹奏楽のための民話（J.A.コーディル）
吹奏楽のための第一組曲（A.リード）

これらの曲は、「コンクールの自由曲として流行った時代もあるんですよね」と後藤さん。
（今40代後半～50代以上の方たちが中学生くらいだったころ、でしょうかね。）
どの曲も“ザ・吹奏楽”！という雰囲気があって、いい曲ですよね～。
演奏は、昨年3月から常任指揮者となった鵜沼紀夫さんによる曲解説付き。
分かりやすく、より興味をひかれたと好評だったそうです。

そして、本領発揮の第2部『シネマ・ロワイヤル』！
映画音楽にうるさいシネマ・ギャング「ホルリオーネ・ファミリー」が登場、
『本当の父(ファーザー)は誰なのか、一体誰を信じればいいのか、というか、
一体いわき吹奏楽団はどこへ向かっているのか、そもそも真面目にやる気はあるのか！
謎が謎を呼ぶ』（チラシ裏面より抜粋）爆笑(！)のステージを繰り広げました。

20世紀FOXファンファーレ（A.ニューマン）
吹奏楽のための叙情詩　ゴッドファーザー（N.ロータ／鵜沼紀夫　編曲）
ニューシネマパラダイス（E.モリコーネ）
Mr.インクレディブル（M.ジアッキーノ）
ハリウッド・マイルストーンズ（J.ヒギンズ）

お察しかと思いますが、今回もスクリーン映像のためにいわきロケを敢行、
父役として、前指揮者の鯨岡 淳さんも登場しました。
Mr.インクレディブルの衣装は手作り(！)だし、
ギャングからの衣装チェンジは、鵜沼さんがステージ上で生着替え！というオマケ付き！
（勿論、公序良俗に反しない行為です！(笑)）
今回も独自の方向に注力した演出で、会場を沸かせました。

さらに！第2部はステージ撮影OKにし、お客様にコンサートの様子を拡散してもらいました。
これ、珍しいし面白い試みですよね～。
ホールでの演奏中に撮影されるってあまりないと思うのでどうかな？と思いましたが、
佐川さんは「あまり気にならなかったです」とのこと。
実際に、SNSにアップしてくださった方もいらしたそうなので、
「いわ吹を知ってもらい、もっとたくさんの人にコンサートに足を運んでもらいたい」
という団員の思いに結び付く第一歩になったようですね。

また、前回に続き、子ども参加コーナーもありました。
今回は楽器体験。4人のお子さんがパーカッションパートに交じって「A列車で行こう」を演奏、
最後には一人ひとり1フレーズずつソロ演奏も披露しました。
吹奏楽の裾野を広げようというこのアクションも、いわ吹らしさの一面ですね。

実は、このコンサート終了後に団員が増えたいわ吹。
中には、コンサートの反省会から参加した新団員もいた(笑)とのこと。
コンサートは誰よりも自分たちが楽しんでる！というのが伝わった結果、でしょうか。

次回の「The Concert 2020」は、
来年2月24日（月・祝）　いわきアリオス大ホールにて。
いわ吹が贈る感動(？！)のコンサート、ぜひ会場で！

団員も随時募集中です。詳しくはいわ吹Facebook、Twitter、Instagramにて。

4月18日の「音楽会の夕べ」は、
3月24日（日）に、いわきアリオス大ホールで行われました
『福島県立湯本高等学校吹奏楽部　第41回定期演奏会』の予定です。
どうぞお楽しみに♪