今夜は、3月24日（日）に、いわきアリオス大ホールで行われました
『福島県立湯本高等学校吹奏楽部　第41回定期演奏会』のもようをお送りしました。

スタジオのお客様は、湯本高校吹奏楽部より、
3年、部長の猪狩愛心さん(Cl)、副部長の矢吹 唯さん(Per)、鈴木葵名さん(Sax)、
学生指揮者の渡邉真子さん(Cl)、顧問の小山田浩先生　でした。

今回のテーマは、『平成』。
平成最後の定期演奏会で、自分たちの演奏に歌やダンスを交えて、
平成の30年間を振り返りました。
部長として演奏会に臨んだ猪狩さん、
「(3月1日に卒業した)3年生にとって最後の演奏会でもあるので、
いいものにしたい、先輩たちを笑顔で送り出したいと思って頑張りました」
と話していました。

ちなみに、演奏会の司会を務めた弊社パーソナリティのベティちゃん。
「すごく感動した！最後は泣きそうで、仕事にならないんじゃないか？！ってくらい、
感動した！」と言ってましたよ(^^)

まずは、第1部の5曲。

キャンディード序曲（L.バーンスタイン）
春の猟犬（A.リード）
復興（保科 洋）
シェイクスピア・ピクチャーズ（N.ヘス）
交響曲第三番より　1・3・4楽章（J.バーンズ）

テレビの某音楽番組のテーマ曲としても使われた「キャンディード序曲」。
華やかで明るい曲調が演奏会の幕開けにピッタリですよね。
湯高のキャンディード、まとまりがあって良かったですね～。
オープニングでこういう演奏が聞けたら、この後が期待できる！という感じ、かな。

バーンズの「交響曲第三番」は、昨年度コンクールの自由曲。
3年連続で全国大会に出場し、昨年度は銅賞を受賞しました。
中学1年の時にこの曲を演奏したという矢吹さん、自由曲に決まった時、
「早く演奏したいと思いました。練習を重ねても、
カッコイイ！と思った最初の気持ちは変わらなかったです」とのこと。
渡邊さんは「全国大会は夢の舞台。今までの道のりを思い浮かべながら演奏しました」
鈴木さんは「皆と過ごした時間は宝物です」と答えてくれました。

定演での演奏では「1年間やってきたことを思い出しました」と猪狩さん。
「大好きな曲なので、1分1秒を大事に演奏しました」とも話してくれました。
小山田先生も「生徒たちは本番でしっかりと力を発揮できる。
思い入れのある曲なので良い演奏ができて良かったです。
特に3年生はこれで最後か・・・と思うと、顔を見ながら感動しました」
とおっしゃっていました。

この曲はバーンズが幼い娘を亡くした直後に作曲されたそう。
4楽章に、すべてを受け入れ前へ進もうとするバーンズの心情がうかがえて、
すごく良い曲でした。

続く第2部は、まさに平成を振り返る10曲。
昭和にデビューし平成の時代も活躍し続ける松田聖子メドレー、
平成の訪れとともに亡くなった日本歌謡界の女王・美空ひばりメドレー、
（番組内で美空ひばりさんが昭和のうちに亡くなったと言いましたが、
正しくは平成元年6月24日でした。失礼しました。）
昭和のリリースながら2017年(平成29年)に再注目された「ダンシングヒーロー」、
2001年(平成13年)公開の「千と千尋の神隠し」のメドレー、
昨年(平成30年)最も話題となった曲のひとつ「U.S.A.」などなど！
OB・OGや湯高合唱部も出演し、3年生もソロやダンスでさらに盛り上げてくれました。

湯高の定演は1年間の部活動の集大成であり、
部員みんなのいろんな思いがこもった演奏会だな～、とあらためて感じました。
1年生が加わり、新たに生まれる湯高サウンド。
どんなものになるのか、楽しみですね。

さて、3月開催の湯高定演はひとまず今回が最後。
次回、第42回演奏会はなんと！5月2日（木）！
41回を終えてひと月半ほどで次の演奏会とは、ハードなスケジュールですが、
みんなならまた、心に響く演奏をしてくれると確信してます！ガンバレ～！

第42回定期演奏会
5月2日（木）14：00～　いわきアリオス大ホールにて

4月25日の「音楽会の夕べ」は、
3月2日（土）に、いわきアリオス大ホールで行われました
『福島県立いわき光洋高等学校吹奏楽部　第4回定期演奏会』の予定です。
どうぞお楽しみに♪