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音楽会の夕べ

2019.04.04 by 永井貴子
4月4日(木)子アンパン(トロンボーン四重奏)結成20周年記念 第11回コンサート

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今夜は、2月23日(土)に、いわきアリオス音楽小ホールで行われました
『弥平四郎アンパンヤブラスアンサンブルアカデミー
子アンパン(トロンボーン四重奏)結成20周年記念 第11回コンサート』
のもようをお送りしました。

スタジオのお客様は、子アンパンの瀧内紀彦さん、五十嵐直弘さん でした。

子アンパンの皆さん、結成20周年おめでとうございます!

子アンパンは、市内の金管楽器愛好家が集まって結成されたアンサンブル団体、
弥平四郎アンパンヤブラスアンサンブルアカデミー(YABEA)のアンサンブルユニットのひとつ。
1998年からトロンボーン四重奏として活動を続け、結成20周年を迎えました。

メンバーは、本日のゲストの瀧内さん、五十嵐さんと、赤池 徹さんの3人に、
サポートメンバーを加えた4人。
今回は大谷龍陽さんがメンバーとして出演しました。
大谷さんはコンサート時点で大学4年生。
現在は大学を卒業し、音楽を専門的に学んでいます。
3人に比べるとだいぶ若い(笑)メンバーですが、息はピッタリ。
瀧内さんも五十嵐さんも「良いメンバーだった」とおっしゃっていました。

第1部
ハイドン:オラトリオ『天地創造』より「大いなる偉業が成し遂げられた」
デュファイ:トロンボーン四重奏のための4つの小品
小長谷宗一:トロンボーン四重奏のための『ドリーム』

第2部
ヘイゼル:猫の組曲(吉川武典 編)
スパーク:イナの歌(五十嵐直弘 編)
モートン:グランパズ・スペルズ(小田桐寛之 編)
久石 譲:“となりのトトロ”メドレー(山口尚人 編)

1曲目のハイドンは、第1回コンサートでもオープニング曲だったそう。
「20周年は意識しなかった」と言う中で唯一、20周年らしいことだったかも?

続くデュファイは、これまで何度も挑戦しつつも、3曲目が特に難度が高く、
「音は高いし難しいし、掛け合いがうまくかみ合わない」と断念してきた曲。
今回、「いよいよやってみようか!」となったそうで、
アンサンブルコンテストにもこの曲で出場し、県大会で金賞を受賞、
コンサートでも完成度の高い演奏を披露しました。

皆さんが11月に開催しているトロンボーンキャンプ。
全国からTb奏者が集まり、プロ奏者のレッスンを受けたり、
気の合う仲間とアンサンブルをしたりしながら合宿を行うイベントで、
その中で演奏された曲の中にあったのが「猫の組曲」と「トトロメドレー」です。
この曲たち、親しみやすいタイトルとは裏腹にものすごく難しいそう。
(「猫の組曲」は、金管十重奏曲を四重奏にしてるので必然、難度は上がるんですが。)
コンサートにはキャンプに参加してくれた中学生、高校生も来ていたということで、
そこは音楽の先輩として、良いお手本になったのでは?(^^)

そして、コンサート終了後には恒例の「トロンボーン大合奏」。
五十嵐さん編曲の「ロマネスク」(スウェアリンジェン作曲)と、
フェルヘルスト作曲「ア・ソング・フォー・ジャパン」を、40名近いTb奏者で演奏しました。
事前に楽譜を渡し練習してもらってはいるものの、全員で合わせるのは当日1回のみ。
なのに、息の合った演奏ができるって、すごいですよね~。何より、楽しそう!
「参加者は年々入れ替わっているけど、年々うまくなってる気がする」と五十嵐さん。
瀧内さんは「子アンパン名物なので、これからも続けていきたい」とおっしゃっていました。

自分たちが吹いて楽しく、聞いてる人も楽しく、さらには参加して楽しい。
子アンパンコンサートの魅力を、今回あらためて感じました。
次回も楽しみです。

第12回コンサート:2020年2月22日(土)18:00~ アリオス音楽小ホールにて予定
(はっ!ニャオ~ニャオ~、ニャンニャンニャン!の日だ!)

 

4月11日の「音楽会の夕べ」は、
2月24日(日)に、いわきアリオス大ホールで行われました
『いわき吹奏楽団 THE CONCERT 2019』の予定です。
どうぞお楽しみに♪

音楽会の夕べ
木曜日 19:00-20:00 (再放送)23:00-24:00

毎週木曜日19時はラジオの前でコンサート!市内の音楽団体をゲストに迎え、コンサートの模様を臨場感たっぷりにお届けします。三度の飯より音楽好きの永井貴子が贅沢なひとときをナビゲートします。
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