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今夜は、5月23日(月)に、東京文化会館小ホールで行われました
『長瀬賢弘 プロコフィエフを弾く。プロコフィエフ シリーズ Vol.6』をご紹介しました。
スタジオには、いわき短期大学准教授でピアニストの
長瀬賢弘さんにお越しいただきました。
こちらのコンサートは、長瀬さんが2015年から続けている
プロコフィエフのピアノ作品全曲演奏会シリーズの第6回です。
元々は2020年春の開催を予定していましたが、3度の延期を経て今年5月の開催となりました。
今夜ご紹介したのはプログラム前半の曲たちです。
シューベルト(プロコフィエフ編):ワルツ集
プロコフィエフ:習作(アレグレット ハ短調/アレグロ 変イ長調/スケルツォ ニ長調)
ピアノ・ソナタ第6番 イ長調 op.82
「ワルツ集」は海外で活動した時期の作品、「習作」は14歳という少年期の作品です。
そして、欧米からの祖国帰還後に書かれ「戦争ソナタ」と呼ばれる
ピアノソナタのうちのひとつ、第6番。
『プロコフィエフのピアノ作品』と聞けば思い浮かべる人が多いであろう「戦争ソナタ」は
第二次世界大戦中に書かれた第6番・第7番・第8番の愛称です。
第6番について長瀬さんは、
「プロコフィエフが書いた9つのピアノソナタの中でも規模が大きく、
新しさと昔ながらの伝統的な響きも持っている。弾き手にも聞き手にも親しみやすい作品」
と評しています。
第1楽章の力強いフレーズは特に印象的で、耳に残りますよね。
さて、プログラム前半の曲、ということは後半もあるわけで、
そちらについてはまた日を改めてご紹介いたします。
それまでは、今夜の作品の余韻をお楽しみください♪
6月30日の「音楽界の夕べ」も、皆さんに楽しんでいただける音楽をお届けします。
どうぞお楽しみに♪